舞台はペブルビーチへ　松山は休養もJ.スピースらトップ選手揃う

　米男子ツアーは現地時間11日から、絶景で知られる大人気のAT＆Tペブルビーチ・プロアマへと舞台を移す。先週ツアー2勝目を挙げた松山英樹は休養するが、世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース（米）、同3位のジェイソン・デイ（豪）らトッププレーヤーが盛り上げる。

　日本からは石川遼と岩田寛の2人が出場。岩田は初出場、石川は2010年以来の参戦となる。ペブルビーチGL、スパイグラス・ヒルGC、モントレー・ペニンシュラCCで54ホールを終え、60位以内までしか決勝ラウンドに進めない方式。コースコンディションは良く、予選突破にはしっかりロースコアを出す必要がある。

　優勝候補の筆頭はやはりスピースだろう。今季も最近7戦はすべて7位以内と、世界No.1にふさわしいプレーを続け、ペブルビーチでも過去2戦は4位タイ、7位タイと相性が良い。昨季5勝を挙げた22歳は、カリフォルニアで今季2勝目を手にすることができるだろうか。

　対抗1番手は昨年と3年前の王者、ブラント・スネデカー（米）か。昨年は72ホールでボギーが1つのみと抜群の安定感を披露し、通算22アンダーで3打差勝利。さらに、2週前にはファーマーズ・インシュランス・オープンを制するなど、コンディションも良い。

　このほか、昨年4位のデイ、2014年覇者ジミー・ウォーカー（米）、そして連覇の経験があり、コースと抜群の相性を誇るロングヒッターのダスティン・ジョンソン（米）も優勝候補。過去4勝のフィル・ミケルソン（米）、バッバ・ワトソン（米）らもフィールド入りしている。