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岩田、優勝争いも終盤失速で4位タイ V.テイラーが11年ぶり優勝

2016/02/15 08:32
岩田、優勝争いも終盤失速で4位タイ V.テイラーが11年ぶり優勝
トップと3打差4位タイで大会を終えた岩田。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマは現地時間14日、カリフォルニア州のぺブルビーチGLを舞台に最終ラウンドの競技を終了。岩田寛はイーブンパー72で回り、通算14アンダー4位タイで大会を終えた。

 トップと2打差の単独2位からスタートした岩田。4番パー4の2打目をグリーン手前のバンカーに入れボギーが先行するも、6番パー5、7番パー3で連続バーディをマークし、前半を1アンダーで折り返す。後半に入り、11番パー4ではフェアウェイからの2打目をピンそば1.2メートルに寄せるナイスショットでバーディを奪ったが、1打ビハインドで迎えた16番パー4で痛恨のボギー。最終18番でもボギーを喫し、3バーディ、3ボギーの内容でホールアウトし、ツアー初優勝は、3打及ばず持ち越しとなった。

 優勝は通算17アンダーまで伸ばしたボーン・テイラー(米)。6打差の8位タイから出ると、3アンダーで迎えた13番から圧巻の4連続バーディで単独トップに。その後はリードを守りぬき、2005年以来、11年ぶりとなるツアー3勝目を挙げた。通算16アンダー単独2位にはフィル・ミケルソン(米)。14番まで1オーバーと苦戦を強いられ、17番のバーディでトップと1打差に迫ったものの、最終18番パー5で約1.7メートルのバーディパットを外し、3年ぶりの優勝はならなかった。

 その他上位は、通算12アンダー6位タイにパトリック・リード(米)とジャスティン・ローズ(英)。世界ランキングNo.3のジェイソン・デイ(豪)は1オーバー73とスコアを落とし、通算9アンダーでジミー・ウォーカー(米)、J.B.ホームズ(米)らと並び11位タイとなっている。また、同No.1のジョーダン・スピース(米)は6アンダー66と大きくスコアを伸ばし、通算7アンダー21位タイでフィニッシュしている。

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