藍、野村ら日本勢5人が出場　キム・ヒョージュは初の連覇を狙う

　米女子ツアーのJTBCファウンダーズ・カップが現地時間17日、アリゾナ州のワイルドファイアGC at JWマリオット・フェニックス・デザート・リッジ・リゾート＆スパを舞台に開幕。“ファウンダーズ＝LPGAツアー創始者の13人”に敬意を表して創設された同大会は、2011年の第1回大会から今年で6回目の開催となる。

　日本勢は今季2勝目を目指す野村敏京や宮里藍、宮里美香、横峯さくら、上原彩子の5選手が参戦。昨季大会で日本勢トップの17位タイとなった藍は2012年に1打差2位タイ、2013年には3打差の単独2位に入っており、ツアー初優勝で波に乗る野村らとともに上位フィニッシュが期待される。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）トップ25のうち21人が集まったフィールドには、世界No.1のリディア・コ（ニュージーランド）、同No.2のインビー・パーク（韓）らツアーを代表する選手がずらり。中でも2013年覇者のステイシー・ルイス（米）は、2014年からも2位タイ、単独2位と結果を残し続けており、今大会で2014年6月以来の白星を挙げる可能性は十分あるだろう。

　その中で大会連覇に挑むのは、今季開幕戦でツアー3勝目を飾ったキム・ヒョージュ（韓）。昨季大会では強豪ルイスの追走を3打差で振り切り、ルーキーイヤーにして早くもツアー2勝目を手にした。今大会初日は野村、エイミー・ヤン（韓）とのラウンドとなるが、コやパーク、そして今季すでに2勝を挙げているハナ・ジャン（韓）や今大会唯一の複数回優勝者カリー・ウェブ（豪）ら猛者を相手に自身初の連覇達成となるか。