松山、2度目の大会優勝に挑む！　M.クーチャー、P.ミケルソンと同組

　米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間2日、オハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCで開幕する。ジェイソン・デイ（豪）、ジョーダン・スピース（米）ら世界ランキング上位者やビッグネームがフィールド入り。松山英樹は14年に米ツアー初優勝を飾った思い出の大会で3勝目を目指す。

　松山は14年にケビン・ナ（米）とのプレーオフを制してツアー初優勝を飾り、昨季大会では初日から首位に立つなど好チャンスにつけ、最終日5位タイでフィニッシュ。今季の成績も14試合のうち優勝を含めTOP10入りが5回と好調をキープしていることから、優勝のチャンスは非常に高い。相性のいい大会で今季2勝目を狙う。なお、予選ラウンドはマット・クーチャー（米）、フィル・ミケルソン（米）と同組でプレーする。

　日本勢はこのほか、岩田寛が出場。今季、一時はAT＆Tペブルビーチ・プロアマで4位タイに入るなど上位争いに姿を見せていたが、直近の5戦では3回予選落ちを喫して調子を落としている。この大会で少しでも上位に入って弾みをつけたいところだ。

　その他注目選手は、前週のディーン＆デルーカ招待で今季2勝目を飾ったスピースやデイ、ローリー・マキロイ（北アイルランド）のBIG3。予選ラウンドではスピースとマキロイ、ジャスティン・トーマス（米）が同組と豪華なペアリング。また、デイはジム・フューリック（米）、デビッド・リングマース（スウェーデン）と同組。そして世界ランク3位のバッバ・ワトソン（米）、同4位のリッキー・ファウラー（米）、同12位のパトリック・リード（米）も注目のグループだ。2週間後にビッグトーナメント、全米オープンを控えているだけに、多くの選手が気合を入れて大会に挑むため、ハイレベルな戦いが予想される。