22日、都内で新しくなったブリヂストン「TOUR B X/XS」ボールの発表会が行われ、宮本勝昌、宮里優作、堀川未来夢、渡邉彩香、吉田優利、稲見萌寧が参加しました。
今回発表された飛び系の「
TOUR B X」、スピン系の「
XS」にはスピードコントロール・テクノロジーが新しく搭載されました。これは、速く振ると「高初速×低スピン=飛ぶ」、ゆっくり振ると「低初速×高スピン=止まる」という技術です。
ドライバーなどフルショットをするときは、ボール内部の大径ハイドロコアとハイスピード・インナーカバーが「高初速×低スピン」を実現。更なる飛距離アップに加え、無駄なスピンも抑えることができます。
一方、アプローチなどヘッドスピードの遅いショットを打つときは、リアクティブ・ウレタンカバーがインパクトでの衝撃を吸収し、初速を抑えてくれるのでスピンコントロールが簡単になりました。
また、アプローチでの「弾き」が軽減されたので、よりアグレッシブにピンを狙っていけるのも大きなメリットです。
プロはすでに昨年末から試合で使用し、好感触を得ているようです。
■宮本勝昌(X使用)
最初の印象は「初速が上がった」でした。11月のHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPで飛ばし屋のチャン・キム選手と回ったのですが、2回もオーバードライブをしました。私も若い頃は飛ばし屋でしたが、いまはアベレージヒッター。ただ、その週だけは3日目まではドライビングディスタンス1位と、もうすぐ50歳を迎えるにあたって強い武器を得ました。
■宮里優作(X使用)
前作を上回るボールになっていて、ヨーロピアンツアーでこのボールが欲しかったと思うくらいです。距離感が出しやすく、グリーン周りでは手で投げたように寄ります。パッティングもいいです。上りのラインで押せるのが気持ちいい。他の選手に使わせたくないですね(笑)。言い訳のできないボールです。
■堀川未来夢(XS使用)
バランスがすごく大事。スピン性能を求めすぎるとソフトになりやすく、ドライバーもソフトになり弱い球になりますが、(新ボールは)風に対して強い球を打てます。球がすごく良くなって1ラウンドで消費するのが1球とかで傷がつかないので「売るのにいいのかな?」と思いました(笑)。傷がつかなくて持ちがいい。
■渡邉彩香(X使用)
私は距離にこだわっていますが、小さいところでも軟らかく打ちたいです。アプローチではゆっくり飛んだので「ドライバーはどうなの?」と思いましたが、打った時に手に感触が来て、ボールの飛び出す勢いが前作を上回っていて本当にビックリしました。
■吉田優利(X使用)
打感は硬いのが好きなので、硬い中にもボールが吸い付くような軟らかさを感じました。パッティングだけでなくショットにもいい影響を与えるボールだと思います。
■稲見萌寧(XS使用) 各社のボールを試しましたが、打感は軟らかいのにインパクト時の打感がしっかりあります。もともと硬いのを使っていましたが軟らかい方にしました。
タイガー・ウッズからもコメントが寄せられ「飛距離が伸びているにもかかわらず、スピンもしっかりと効く」と今週の米男子ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」から「XS」を使用します。
先週の国内男子ツアー「SMBCシンガポールオープン」を制したマット・クーチャー、ブライソン・デシャンボーらが使用する新「TOUR B X/XS」は2月21日に発売予定(価格はオープン)。アマチュアゴルファーにとってもメリットのあるボールに仕上がっているので試してみる価値は大いにあると思います。
なお、my caddieでは新「TOUR B X/XS」の発売を記念して、ボールモニターキャンペーンを実施しております。奮って応募下さい!
キャンペーン詳細は
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