my caddie 編集部です。
先日、三菱ケミカルのメディア向け試打会で7月15日に発売される「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」と、9月上旬に発売予定の「Diamana(ディアマナ)GT」を打ってきました。
40g、50g台の軽量ブランド「VANQUISH」は、藤田寛之選手が国内シニアツアー(スターツシニアゴルフトーナメント)で初優勝を挙げた時に刺さっていたシャフトです。
打ってみた感想は、ダウンスイングからインパクトにかけて鋭く走るのですが、しなりで飛ばすよりも、シャフトがそのまま速いスピードで戻って来るような感じ(大げさに言うとシャフト全体が走る!)。
また、打ち出し角は高く、やんわり捕まるイメージ。先端が走って戻るようなシャフトは捕まりすぎる印象を持っていましたが、「VANQUISH」の硬さが捕まりすぎを抑え、操作性を高めているのかなと感じました。
藤田選手が「VANQUISH」を使用していることを考えると、ターゲットはアマチュアだけではないことが分かります。
PGAツアーで戦うゴリゴリなプロへの憧れか、重・硬シャフトを使用しているアマチュアも多いかと思いますが、オーバースペックなことも…。そうかもしれない?と思った方は「VANQUISH」のような軽・硬シャフトを試してみるのもアリだと思います。
ダウンスイング時の加速感を向上させた「Diamana GT」は5代目にあたり、「Diamana ZF」の後継モデル。先端の強靭さでヘッドのブレを低減しながら、手元剛性も高めることで中間部のしなりをより感じやすくなるとのこと。
打ってみたところ強い球が中弾道でそのまま飛んで行くイメージ。また、しなるスピードは速いのに、パワーフェード気味というか、左にはあまり行かずに着弾してから転がるようなボールが出ました。
「Diamana PD」と「Diamana TB」を混ぜて、中間部のしなりより強くしたのが「Diamana GT」なのかなとも感じました。捕まりすぎないことで着弾点が安定するので、キャリーやランをしっかりと計算できそうな印象です。
「VANQUISH」と比べたらハードな印象ですが、40gから80g台まであり、フレックスも豊富なので、アマチュアゴルファーでも十分に使えるシャフト。また、カラーはシルバーとどんなヘッドにも似合いそうなシックなデザインなことも魅力です。
■三菱ケミカル
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