my caddie 編集部です。
13日、藤倉コンポジットは3月16日にベンタスTR(Tour Rated)のレッドとブラックを発売すると発表しました。価格は55,000円(税込)。
ベンタス TR ブルーはすでに発売されていましたが、今回のレッドとブラックでフルラインナップに。ちなみにアメリカでは3モデルとも昨年から発売されていました。
TRレッドとTRブラックはTRブルーと同様に「ベルコア テクノロジー(VeloCore Technology)」を搭載。超高弾性70tカーボンと高弾性カーボンを使うことにより、芯から外れた時のヘッドの捩れを抑えられるほか、先端の高い曲げ剛性がボール初速をアップさせます。
また、最外層には同社独自の開繊クロス材「スプレッド トウ ファブリック(SPREAD TOW FABRIC)を採用。ベルコア テクノロジーの効果をより発揮できるよう、中間部の捩れと曲げの剛性を高めているとのこと。
TRブルーは中元調子ですが、TRレッドは先中調子、TRブラックは元調子。一般的には操作性と弾道を上げたいゴルファーはTRレッド、高さを抑えて安定性を求めるゴルファーはTRブラックがマッチするそう(ちなみにTRレッドは上田桃子選手や谷原秀人選手らが使用)。
テーラーメイドの最新作「ステルス2」でテスト開始。先中調子だけにTRレッドはつかまりやすく、球が高く上がる印象。特に癖もなく万人向けなイメージも。また、先調子だとヘッドが走らないこともありますが、先中調子なため、多少はヘッドが走るフィーリングもありました。
TRブラックは元調子の特徴がすごく出ていて、トップでのタメから飛距離に大きく繋がるイメージ。多少、ハンドファースト気味な入りになるので高さを制御できます。筆者(HS48m/s)にはこのTRブラックの6S、6Xあたりがマッチ。TRレッドより叩いても曲がりが少なかったです。
TRレッドのフレックスはR、S、X、重量は50g、60g、70g台。TRブラックはフレックスがS、X、重量は50g、60g、70g、80g台。どちらかと言えばTRレッドのほうがやさしいイメージ。TRシリーズをテストするとしたら、レッド、ブルー、ブラックの順番かなと思います。
仮にベンタスTRシリーズが合わなくても、ベンタスシリーズがあるので安心。ツアープレーヤーが使用しているからといって、めちゃくちゃハードなわけではなく、軽量モデル、フレックスRなどの用意もあるため、藤倉コンポジットの試打会などで試してみてはいかがでしょう?
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