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ピンから飛び系ツアー「i530」と高弾道ビッグキャリー「G730」アイアンが登場

更新日:2024/12/10 15:05
ピンから飛び系ツアー「i530」と高弾道ビッグキャリー「G730」アイアンが登場

 

 my caddie 編集部です。

 ピンゴルフは6日、さいたま市の本社で新製品発表会を行い、飛び系アイアン2種類「G730」「i530」を発表しました。

 G730はG700の後継で、ピンゴルフ史上最も飛んで、最もやさしいアイアン。一方、i530はi500、i525の流れで、ツアープロでも使えるコントロール性能も兼ね備えたディスタンス系の中空構造になっています。

 担当の山崎力さんによると、ピンゴルフの飛び系アイアンの開発は、「寛容性を高めることから始めます」そうで、その寛容性(=やさしさ)を突破したら、グリーンで止められるように高さを追求し、最後にディスタンス性能を追い求めるようです。

 そして、「3段階の全てで前作を超えると製品化されます。飛び系アイアンを作るというよりも、スコアアップに繋がるやさしいアイアンを作り、そこに高さと飛びの要素を追求したものを私たちは飛び系アイアンとして発売しています」とのこと。

 

 ピン史上最も飛んでやさしい「G730」は7番のロフトが何と26.5度。前作は28度なので1.5度のストロングロフト化です。

 フェースは、インパクト時に打点がブレてもフェース全体がたわみ、高初速を生み出すVFTフェースを採用したことでビッグキャリーを実現。また、深低重心を可能にした新キャビティ構造にしたことで前作よりMOI(慣性モーメント)が12%向上しました。

 

 デモンストレーションを行った塚田好宣選手は、「(i530より)音は大きいですが、打感がすごくいい。ボールは全然止められると思います。シニア層や飛距離が落ちてきたにはオススメだと思います」とコメントしていました。

 

 飛び系ツアーアイアンのi530のフェースは、インパクト時に最大のたわみを生む鍛造フェースを採用し、ヘッドは前作よりも内部の後壁を約40%薄くすることで、さらに低重心に。オフセンターヒット時でも安定した飛距離と高さを出せるようになったといいます。

 

 永野竜太郎選手は、「独特の金属音はなくて、スッキリとした感じ。見た目はシャープですがやさしいイメージで、スピンも入ってくれるのでこれなら狙っていけますね」といい、フェードとドローの打ち分けもし、「飛び系だと曲げにくいこともあるんですが、これはスピンが入るので」と操作性も備わっています。

 この異なる飛び系アイアンはともに4月4日に発売予定。両方ともディスタンスは出るので、よりやさしさを求めるならG730、より操作性を求めるならi530という感じで選んでみるといいかもしれませんね。





■G730 アイアン
■i530 アイアン
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