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谷口ぎりぎりセーフで予選突破 矢野&聖志は最下位争い…

2014/06/14 10:53
谷口ぎりぎりセーフで予選突破 矢野&聖志は最下位争い…

 

 谷口徹が9年越しのリベンジを果たす一方で、矢野東&宮里聖志は低調なゴルフに終始した。

 第114回 全米オープンは現地時間13日、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2を舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本のエースに成長した米男子ツアー常駐組の松山英樹は通算イーブンパー14位タイと余裕で予選をクリアしたが、その他の日本勢は苦戦を余儀なくされた。

 前回2005年にパインハーストNo.2で全米オープンが開催されたときも出場している谷口は、スタート直後の2番でボギーが先行したものの、続く3番パー4でグリーン外からチップインバーディを奪って立ち直ったかに見えた。

 しかし、5番、6番で連続ボギーを叩くと、後半も盛り返せずに1バーディ、4ボギーの3オーバー73でホールアウト。それでもその他の選手も難コースに手を焼き上位以外がスコアを落としたため、カットラインぎりぎりの通算5オーバー60位タイで予選を突破を決めた。9年前は初日好位置につけながら2日目大叩きして決勝ラウンド進出を逃しただけに、ひとまずリベンジは成功。「前回よりショットが良い分頑張れている」と言う谷口の残り2日の巻き返しに期待したい。

 一方、谷口同様、日本で行われたセクショナル・クォリファイ(最終予選)を突破し出場権を得た矢野と宮里はともに自分のゴルフをさせてもらえず撃沈した。134位タイからスタートした矢野は10番スタートの前半ダブルボギーを3つ叩く乱調で13オーバー83。通算20オーバーで下から2番目のブービー賞で単独155位に終った。3度目の挑戦で予選突破を目指したが、残念ながらその願いは叶わなかった。

 また、宮里も2日間で1つのバーディも奪えないまま連日の11オーバー81(6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギー)を叩き、通算22オーバーで出場156人中最下位に終り予選落ち。次週妹の藍が同じコースで悲願のメジャー獲りを目指すが、兄は妹にどんなアドバイスを贈るのだろうか?

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