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2016注目大会振り返り 〜全米プロ〜

2016/12/23 14:25
2016注目大会振り返り 〜全米プロ〜
全米プロでは、J.ウォーカーがメジャー初タイトルを獲得した。(写真提供:Getty Images)

 

 メジャー最終戦の全米プロゴルフ選手権は3日目が荒天によりサスペンデッドとなると、最終日は上位陣が36ホールの長丁場の戦いとなるタフなトーナメントなった。

 初日に単独首位に立ったのは37歳のジミー・ウォーカー(米)。インスタートとなった13番から7ホールで5つスコアを伸ばすチャージを見せると、その後1つボギーを叩くも、7番では距離のあるバーディパットを沈めて5アンダー「65」をマークした。

 ウォーカーは勢いそのままに2日目も好調なプレーを見せる。2アンダー出迎えた後半の12番から3連続バーディを奪取。第2ラウンドは5バーディ、1ボギーの内容で4アンダー66をマークした。しかし、トップタイで迎えた3日目は雷注意報が発令されたことによりサスペンデッドに最終日はペアリングの入れ替えをしない36ホールのプレーとなった。

 ウォーカーは第3ラウンドで前半を2オーバーと苦しんだものの、後半は4アンダーと巻き返し、後続に1打差で首位を守る。すると、最終ラウンドはフロントナインをパープレーでしのぐと、10番でバンカーからのチップイン、11番はロングパットを沈めて連続バーディとした。そして、1ストロークリードで迎えた18番パー5へ。大きな重圧のかかる中、3オン、2パットでパーをセーブし、初のメジャータイトルを獲得した。

 また、松山英樹も上位争いを展開。第2ラウンドまでを69-67でラウンドして9位タイで予選を突破すると、3日目はプレーできず最終日に36ホールをプレーしたが、67-68とスコアを伸ばした。トップとは5打差だったものの、4位タイに入り自身のメジャー最高位更新更新した。

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