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ゴルフグリップの特徴と選び方は?人気おすすめメーカーTOP3を紹介

2024/04/15 18:37
ゴルフグリップの特徴と選び方は?人気おすすめメーカーTOP3を紹介

 

ゴルフにおいてショットに直接関係するという意味ではグリップの重要性はとても高いです。正しいグリップをすることでショットの安定性が高まり、スコアアップにも繋がります。

この記事では、グリップの握り方や選び方、アイアングリップとパターグリップの違いやおすすめのメーカーについてなどを紹介します。

ゴルフグリップの特徴

ゴルフグリップの特徴 イメージ画像

まずは「ゴルフグリップとは?」から紹介します。グリップとはクラブを握る部分に取り付けられているパーツで、グリップを通してクラブに力を伝えるため、とても大切なパーツになります。

形状、素材や重量など色々なタイプがあり、主に下記4つがそれぞれ違います。

・内径の太さ
・重さ
・バックライン
・素材

上記が異なることでどのような影響があるのかを紹介していきましょう。

内径の太さ

一般的に、細いグリップはスライスを防ぎ、ボールの捕まりを良くする、太いグリップは方向性を安定させ、フックの度合いを抑えると言われています。

つまり、グリップの太さはショットの飛距離や方向性に大きく影響してくるのです。

グリップの規格としてはM58、M60、M62の3種類が主流で、最も太いグリップがM58、最も細いグリップがM62です。

この数値はグリップの内径にて決められているので、数値を見ればある太さが分かるシステムとなっています。

重さ

重いグリップは飛距離が出やすい一方、パワーが必要が必要になります。

筋力に見合っていれば、パワーを伝えることで飛ばすことはできますが、筋力に見合っていないと飛距離ロスになることもあります。

また、重いグリップは基本的に太い物が多いため、手が小さい人は扱いにくくなる点にも注意が必要です。

バックライン

バックラインはグリップ裏の出っ張り部分を指します。

バックラインがあるグリップは出っ張りを基準(目印)にできるので、毎回同じように握ることができます。

一方、クラブや打つ球筋によって握り方を微妙に変えたい人にとっては、バックラインが邪魔になることも。初心者はバックライン有がおすすめですが、実際に握ってバックラインの有無を決めましょう。

素材

グリップの素材は多々あります。

ラバーグリップはソフト、衝撃を吸収する、湿気に強い、グリップ力が高いですが、耐久性が弱い傾向にあり、変色や劣化が早いとも言われています。

コードグリップは硬いフィーリングで耐久性が高く、劣化も遅いですが、失敬の多い環境では滑りやすくなることもあります。

エラストマー素材は、シリコンやゴムなどの弾力性のあるポリマー素材で作られているため、快適な握り心地と耐久性を持っています。

ゴルフグリップの選び方

ゴルフグリップの選び方 イメージ画像

ゴルフグリップは色々な種類があるため、どのグリップを選ぶのかが大切です。そこで、ゴルフグリップの選び方について紹介していきましょう。

太さで選ぶ

太いグリップは手が大きい人や、手首をあまり動かさずに振りたい人におすすめです。

一方、細いグリップはリストを使って打ちたい人やスライスを改善したい人に、中間の太さは安定性を求める人におすすめです。

しかし、太い、細いは数字だけではなくゴルファーの手の大きさによっても違うので、実際にグリップを握ってみることをおすすめします。

数字が小さいものでも小さく感じる人もいれば、逆に大きい数字のグリップでも大きく感じる人もいるので、グリップの特性を踏まえつつ自分に合っているかを判断しましょう。

重量で選ぶ

ゴルフグリップは重量も様々です。ここでは下記の3つに分類し、それぞれ紹介します。

軽量グリップ(20~30g)
標準重量グリップ(約50g)
重量グリップ(50g以上)

数字にすると僅かな違いではありますが、その僅かな違いがどのような違いになるのかを覚えておきましょう。

軽量グリップ(20~30g)

軽いグリップでクラブの総重量を軽くすることで、ヘッドの重さを感じやすくなり、よりダイナミックに振れますが、打球が安定しないことがあるためクラブをコントロールする技術が必要です。

そのためヘッドスピードを上げたい人やスイングスピードを速くしたい人、筋力に自信のない人にもおすすめです。

しかし、テクニックが求められます。重量がある人が慣性、遠心力を生み出しやすいため、それらに頼らないクラブコントロール技術があるゴルファー向けのグリップです。

標準重量グリップ(約50g)

バランスの良いスイングができることからクラブの振り心地が変わらず、安定したプレーが可能なので多くの人に適しているタイプです。

バランスの良いスイングを求める人や、レベルを問わずグリップに対して特にこだわりのないゴルファー向けです。

いわばオーソドックスなタイプのグリップになるので、グリップにさほど不満がない人にもおすすめです。

重量グリップ(50g以上)

重いグリップは手元側に重心を残して細かなフェースコントロールができるため、スイングの軌道が安定し、初心者でも真っ直ぐ飛ばせる可能性が高まります。

重量感があるので手首、手元の細かい動き抑制効果も見込めるため、手首、手の動きに癖のあるゴルファーや、それらの動きを矯正したい人にもおすすめです。

一方、重量感から思うようにコントロールできなくなる可能性もあります。筋力が不足している人が重いグリップにすることでクラブ全体が「重い」と感じる場合、自分のスイングができなくなるリスクもあります。

バックラインで選ぶ

常に同じところで握りたい人はバックラインがあるグリップがおすすめですが、バックラインの凹凸が気になる人や自由に握りたい人はバックラインの無いグリップがおすすめです。

バックラインはあくまでも目印的なもので、機能に直接影響を与えるものではありません。

しかし、クラブの「どこを握るのか」を気にする人にとっては常に一定の位置で握ることができる貴重な目印となります。

この点は優劣の問題ではなく、あくまでも感覚の問題なのでバックラインを握り、自分に合うのかを確認しましょう。

素材で選ぶ

ゴム、コード、ポリマーなど様々な素材があります。

悪天候に強い滑りにくいグリップもあれば、ソフトなフィーリングを感じられるグリップもあります。

あくまでも個人の好みの部分なので、実際に握って確認することをおすすめします。

アイアングリップとパターグリップの違い

アイアングリップとパターグリップの選び方の違い イメージ画像

アイアン用とパター用のグリップは大きく違います。

アイアングリップは丸くて細いのですが、パターグリップは四角形で細いのから太いのまであります。

パッティング時に手が動き過ぎてしまうとストロークがブレるため、パターグリップは太いのがスタンダードになっています。

アイアングリップのフィーリングを感じたまま、パッティングをしたい方は細いのパターグリップを選ぶと良いでしょう。

ゴルフグリップの握り方

ゴルフグリップの握り方 イメージ画像

ゴルフグリップの握り方については下記の3点をチェックしましょう。

・グリップの位置
・左手の握り方
・右手の握り方

握り方はスイングの安定性を左右する大切な部分なので自分にマッチした握り方を見つけましょう。

グリップの位置

グリップの位置は、左手が左太ももの内側にあれば問題ありません。この時、グリップエンドとおなか(ベルトあたり)には握り拳2つ分くらいのスペースがあると良いでしょう。

左手の握り方

左手の第二関節あたりでクラブを包むように握ります。その際、あまり力を入れる必要はありませんが、毎回同じように握ることが大切です。

右手の握り方

左手の形ができていれば、右手は簡単。左手に合わせれば良いのです。

その際、右手の小指を左手の人差し指と絡めるか(インターロッキング)、上に乗せるか(オーバーラッピング)は人それぞれですが、迷ったらオーバーラッピング、右手が強すぎる人はインターロッキングで良いでしょう。

ゴルフグリップ人気おすすめメーカーTOP3

ゴルフグリップ人気おすすめメーカーTOP3 イメージ画像

人気のあるゴルフグリップのメーカーを紹介します。

1位:Golf Pride(ゴルフプライド)

1947年、世界で初めてラバーを使って開発されたグリップがゴルフプライドです。60年以上の歴史があり、プロアマ問わず多くのゴルファーに愛されていて、グリップに迷ったらゴルフプライドを選べば間違いなしです。

2位:IOMIC(イオミック)

イオミックは松山英樹選手が使用していることで有名。「ゴルファーの心理を知りつくし、求められる要求に科学的根拠で応える」がポリシーです。

グリップと言えばブラックが主流でしたが、2004年に発売したカラーグリップはそのカラフルなルックスから大きな話題を呼び、ブラック以外のカラーのグリップを使用する人が増えたきっかけになりました。

3位:elite grips(エリートグリップ)

エリートグリップは、何を作りたいかではなく、プレーヤーが何を求めてるかという視点に立っており、こだわるのは商品作りではなく製品作りと言います。ゴルフ用品のほか、釣具用品やアウトドア製品も提供しているため、それらのノウハウもグリップに詰まっています。

まとめ

まとめ イメージ画像

グリップの握り方や選び方はプレーに大きな影響を与えるため、上記の内容を参考に自分に合ったグリップを選んで下さい。

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