野村、前年4月以来のツアー優勝！　C.カーとの大接戦を制する

　米女子ツアーのボランティア・オブ・アメリカ・テキサス・シュートアウトが現地時間30日、テキサス州のラスコリナスCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。野村敏京は、クリスティー・カー（米）をプレーオフで下し、ツアー3勝目を飾っている。

　前日単独首位の野村は、2番からボギーを叩くも、6番でバーディを奪い、スコアを戻す。しかし迎えたサンデーバックナインでは、10番から連続ボギーを喫し、さらに2つスコアを落として迎えた17番で痛恨のダブルボギー。最終ホールでバーディを奪い、先にホールアウトしたカーと通算3アンダーで並び、勝負の行方はプレーオフへ。

　プレーオフの1ホール目から5ホール目まで、両者はともにパーセーブし、6ホール目に突入する。野村は2オンに成功し、イーグルパットは惜しくも外れるも、このホールをバーディ。一方のカーは、3メートルのバーディパットを外し、勝負は決着。野村が2016年4月のスインギング・スカートLPGAクラシック以来のツアートロフィを手に入れている。

　首位と2打差の通算1アンダー単独3位には、ジェシカ・コルダ（米）、通算イーブンパー単独4位にパク・スンヒョン（韓）。通算1オーバー5位タイに、M.J.ハー（韓）、イ・ミンジ（豪）らが続く。アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）は通算2オーバー9位タイ、レクシー・トンプソン（米）は通算4オーバー17位タイで大会を終えている。