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補欠J.オーバートン、コース記録で首位タイ浮上! 平塚は後退

2011/10/29 12:30
補欠J.オーバートン、コース記録で首位タイ浮上! 平塚は後退

 

 大会直前に滑り込みで出場権を獲得したジェフ・オーバートン(米)がコースレコードを叩き出しリーダーボードを駆け上がった。

 米男子ツアーとアジアンツアー共催のCIMBアジア・パシフィック・クラシック・マレーシア(マレーシア、ザ・マインズリゾート&GC)は現地時間28日、第2ラウンドの競技を終了。この日9アンダー62の好スコアをマークしたオーバートンが通算13アンダーまでスコアを伸ばし、フレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)と並び首位の座を分け合った。

 実はオーバートン、今大会に出場予定だったデビッド・デュバル(米)が直前になって欠場を決めたため、繰り上がりで出場権を得て急いでマレーシアに飛んで来た。ところがゴルフクラブが旅の途中で行方不明になり、手元に届いたのが大会直前の水曜日。その上時差ボケが酷くもうろうとしたままティーグランドに上がった。しかしそんなアクシデントをものともせずノーボギー、1イーグル、7バーディの会心のゴルフで念願の初優勝に向け絶好のポジションに浮上した。

「今日はすべてが噛み合った。このコースは回っていて楽しい。チャレンジングだけれど良いショットにはちゃんとご褒美がある」と笑いが止まらなかったオーバートン。伏兵が一躍優勝候補に名乗りを挙げた。

 その他上位陣は、通算12アンダー単独3位にボ・バン・ペルト(米)が続き、通算9アンダー4位タイにスチュワート・シンク(米)、マーク・ウィルソン(米)、ジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)ら。初日のトーナメントリーダー、ロバート・アレンビー(豪)はスコアを1つ落とし、通算7アンダーでカミロ・ビジェガス(コロンビア)、ジェリー・ケリー(米)らと並び9位タイに後退した。

 また、ディフェンディング・チャンピオンのベン・クレーン(米)は通算5アンダー18位タイ。日本勢唯一出場でアジアンツアーの賞金王を目指す平塚哲二は3バーディ、4ボギーの1オーバー72とスコアを崩し、通算イーブンパーで初日の27位タイから40位タイに順位を落としている。

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