小祝さくら CAT Ladies2021

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  大逆転で2週連続優勝を飾った。前週、大雨により異例の27H短縮競技となったNEC軽井沢72ゴルフトーナメントを制した小祝さくら。初日に「68」をマークして、トップと3打差の5位タイと好位置につける。2日目は２バーディに留まったものの、18ホールをノーボギーで回り、「70」でホールアウト。首位との差は４ストロークに広がったものの、優勝圏内につける。強風が吹く難しいコンディションとなった最終日。多くの選手がスコアを落とすなかで、小祝は前半をイーブンパーで凌ぐと、後半はボギーが先行しつつも最終18番をバ－ディで締めて、1アンダー「71」でフィニッシュ。上位勢が崩れたことにより終わってみれば2打差をつけて今季5勝目を手にした。プロ転向後の勝利数も6勝となり、黄金世代と呼ばれる同世代のなかでもトップタイに立った。次週は自身がホステスプロを務めるニトリレディスゴルフトーナメントだ。史上3人目となる3週連続優勝が地元大会にかかっている。晩夏の北海道にさくらは咲くか。

小祝さくら NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

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  2021年は開幕から3戦2勝と最高のスタートを切りながらも、それ以降勝利のなかった小祝が雨の軽井沢でシーズン4勝目を手にした。気温16度と8月とは思えないコンディションの中で開幕した初日の後半に12番から6連続バーディを奪うなど「64」をマークして、ロケットスタート。ショット、パット共に好調でノーボギーのラウンドとなった。2日目は雨により中止、さらに大会最終日も天候不良で9ホールのみとなり、異例の27ホールの短縮競技に。3打のアドバンテージを持ってスタートして、序盤で差を詰められたものの13番でバーディを奪うと、続くホールもバーディとして追撃を許さず。5か月ぶりとなる優勝カップを手にした。2018年から連続出場を続けている小祝にとって、前週は珍しいオープンウィーク。地元・北海道で練習を積んだのが結果に結びついた。賞金女王争いでもライバルをまた一歩リードする形に。夏に開いた"さくら"が秋にはどのような景色となっているだろうか。

畑岡奈紗 マラソンLPGAクラシック

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  目前に迫った大舞台に向け、弾みとなる優勝となった。2019年3月以来、優勝から遠ざかっていた畑岡奈紗。6月の全米女子オープンでは初のメジャータイトルに大きく近づきながらもプレーオフで敗れた。その後は予選落ちとなる大会もあるなど調子を崩していたが、今大会の初日で6連続を含め10バーディを叩き出し「61」のロケットスタートを決める。2日目をボギーが先行しながらも「69」でまとめると、3日目は再び8バーディとチャージをかけて「64」でプレー。最終日を前に後続に6打差をつける独走体勢に入る。迎えた最終日は雨が降りしきるなか、スタート直後にプレーが中断。そのまま天候の回復が見込めず中止となり、思わぬ形で優勝が決まった。約2年半ぶりの優勝はホームグラウンドで行われる大舞台にとっても最高の結果だ。日本人初となる金色の勲章に向けて、準備は整った。

青木瀬令奈　宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

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  最終日をトップと4打差の2位タイから出た青木瀬令奈は、5番のバーディで勢いに乗ると、その後３ホールで2つスコアを伸ばして前半のうちにトップを捕らえる。後半に入っても、パッティングが冴えスコアを伸ばし続けると、単独首位で迎えた最終18番をパーセーブして、鮮やかな逆転優勝劇を締めた。 4年ぶりとなる優勝に涙も見せたが「初優勝は悪天候で第1日が中止に。だから、きょうの優勝で胸を張って勝った、といえることがうれしい」と123試合ぶりの優勝を噛み締めた。若手の台頭が著しいツアーにあってベテランの優勝は多くの人の感動を呼んだ。

勝みなみ　リゾートトラスト レディス

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  黄金世代の先頭を走ってきた勝みなみが2019年以来の歓喜の瞬間を迎えた。最終日を1打差2位タイからでた勝は、出だしの1番でダブルボギーを叩く試練の立ち上がりとなったが、5番からの連続バーディで単独首位に躍り出る。 後半も難しいパーパットを沈めるなどスコアを伸ばして、終わってみれば3打差をつける勝利。本人は「まさか優勝できるとは思っていなくて、トップに立っているのも最終ホールで気づいた」と、まさに無欲のツアー5勝目だった。優勝から遠ざかっていた2年間は「何をやっても上手くいかなかった」と振り返ったが「もう大丈夫かな」と復活を宣言。黄金世代のトップランナーの逆襲が始まる。

星野 陸也　アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ

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  ツアー2勝目をかけて最終日を2打差リードの単独首位から出た星野陸也は、フロントナインをボギーなしの「33」で回り、2位に5ストロークの大差をつけて折り返した。11番からの連続ボギーで嫌な雰囲気が立ち込めるなか、続く13番でバーディを取り返して流れを引き戻すと、最終的に後続に4打差をつける圧勝で関西オープンに続く優勝となった。 大会週に25歳の誕生日を迎えた星野。この優勝により賞金ランキングのトップに立ち、7月の全英オープンの切符も手に入れた。東京五輪の代表の座も現実味を帯びてきており、世界への飛躍する準備は整いつつある。

片岡 尚之 JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品

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  史上初の選手会主催のトーナメントで新星が誕生した。セルフプレーで行われたことも話題となったが、プロ4戦目の片岡尚之は首位と4打差の9位タイから最終日をスタートさせる。前半5番から3連続バーディと順調にスコアを伸ばしていった。 優勝も見えてきた17番パー3では難しい状況からボギーにとどめて、ホールアウト時点では5人が首位に並ぶ展開に。プレーオフに備えていたが、後続選手がスコアを落としたことで初優勝を手にした。プロ4戦目での優勝は国内3番目の早さでの達成だ。「これがマグレだと言われないよう、2勝、3勝とできるように頑張りたい」と語った23歳の行く末が楽しみだ。

岩田寛　中日クラウンズ

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  初日が大雨のため中止となり、54ホールの短期決戦となった今大会。2打差7位タイから出た最終日はスタートホールから連続バーディを奪って首位に並ぶと、5番からも連続でスコアを伸ばして一気に抜け出した。後半もスコアを伸ばして、17番を迎えた時点で3打のリードとなり「めちゃくちゃ緊張した」と振り返ったが、上がり2ホールをパーで締めて6年ぶり3度目となるトロフィーを和合で掴んだ。

星野 陸也　関西オープンゴルフ

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  日本最古のオープン競技で星野陸也が雪辱を果たした。3日目を終えて、3人が首位に並ぶ混戦模様となった関西オープン。星野は後半14番を終えて3バーディ、1ボギーと順調にプレーをしていた。迎えた最終18番では優勝を争っていた同組の相手がダブルボギーを叩き、星野は難なくパーセーブをして決着。プレーオフに敗れて優勝を逃した2年前のリベンジを果たした。 前週の開幕戦では予選落ちを喫していたが、見事なカムバックを果たし、目標の賞金王にも近づいた。今季は海外メジャーでの活躍にも期待がかかる星野から目が離せない。

山下美夢有　KKT杯バンテリンレディスオープン

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  新たなヒロインの登場だ。最終ラウンドを前に2打差の4位タイにつけていた山下美夢有。試合後には「優勝できるとは思わなかった。」と振り返ったが、混戦の優勝争いを前半の4バーディで抜け出すと、後半もスコアを伸ばして終わってみれば5打差の圧勝劇で、通算14アンダーは大会レコードとなった。 2019年のプロテストに合格し、今シーズンからツアーに参戦したルーキーが20試合目にして初優勝を成し遂げた。初めてのトロフィーに至るまでも、トップ10に4回、前々週には優勝争いの末に2位に入るなど常に上位争いを繰り広げる安定感も見せている。ここからどのような戦いを見せていくのか注目だ。

松山英樹　マスターズ

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  日本ゴルフの歴史の1ページに偉大な記録が刻まれた。これまで幾度となくメジャーの壁に跳ね返され続けてきた松山英樹が、憧れのオーガスタでメジャー初制覇を成し遂げた。3日目にオーガスタでの自己ベストとなる「65」をマークし、2位に4打差をつける単独トップに立った松山。日本中の期待を背負って出た最終日は、スコアを落としながらも見事に逃げ切って、日本人初だけではなく、アジア人として初のグリーンジャケットを手にした。 松山は「目標はメジャー制覇。中でも勝ちたいのはマスターズです」と、プロ転向を果たした2013年のダンロップとの契約記者発表の場で語っており有言実行となった。メジャーチャンピオンの仲間入りを果たした松山のこれからの活躍に目が離せない。

岡山絵里　アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021
朴仁妃　KIAクラシック

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  最終日を5打差の4位タイから出た岡山絵里は、雨のコンディションのなか立ち上がりからスコアを伸ばす好スタートを切る。トップタイで迎えた最終18番では好調だったショートゲームで2.5メートルにつけて勝利を決めるバーディを奪取。3年ぶりのツアー通算2勝目を手にした。 そして、米女子ツアーでは朴仁妃も優勝し、ツアー通算21勝目を手にした。初日から首位を守り続けて、5打差リードで迎えた最終日もスコアを伸ばす盤石の完全優勝となった。

小祝さくら　Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント

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  3打差4位タイで日曜日を迎えた小祝さくらは、2週前の開幕戦の再現かのような逆転劇でシーズン2勝目を手にした。多くの選手が強風に苦しむ中で、前半をイーブンパーで耐え抜くと後半は15番、16番で連続バーディ。そのままクラブハウスリーダーとなると、結果的には2打差をつけての勝利でシーズン開幕から3戦2勝。 2シーズン前からの連続試合出場は「94」に伸びた。試合に出続け、トップを走る小祝の凄さを改めて見せつけられたトーナメントだった。

小祝さくら　ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

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  2021年シーズン初戦となった今大会。最終日を2打差3位タイから出た小祝さくらが鮮やかな逆転勝利で勝利を収めた。最終日の前半はスコアを伸ばせずに我慢の展開となったが、サンデーバックナインでチャージスタート。11番からの4ホールで3つ伸ばすと、首位に並んで迎えた最終ホールでもチャンスにつけて、バーディを奪い勝負を決めた。「こういった勝利は初めての経験。 去年までの優勝争いは、大事なところで気が緩んでいたのか、良いボールが打てなかった」と成長を実感する優勝となった小祝。「目標は賞金女王」と公言する23歳の躍進を予感させる4日間となった。