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【初心者必見】ゴルフグリップの握り方のコツ|おすすめの練習方法は?

2024/05/09 15:03
【初心者必見】ゴルフグリップの握り方のコツ|おすすめの練習方法は?
グリップの握り方(写真:Getty Images)

 

ゴルフにおいてグリップの握り方は非常に重要です。適切な握り方を身につけることでスイングの安定感が増し、ショットの精度も高くなります。

この記事ではフィンガーグリップ、パームグリップ、スクエアグリップ、ウィークグリップ、ストロンググリップなどを解説するほか、おすすめの練習方法を紹介します。

ゴルフグリップの握り方のコツ|フィンガーグリップとパームグリップ

グリップの握り方にはフィンガーグリップとパームグリップがあります。

フィンガーグリップ

フィンガーグリップはクラブを指で握る方法です。左手の小指の付け根から人差し指の第一関節あたりにクラブを当てて、指を引っかけるようにします。フィンガーグリップは手首を使いやすいグリップなのでフェースターンがしやすいです。その結果、ヘッドを加速させることができるため、飛距離を出したい人に向いています。

パームグリップ

パームグリップは手のひら全体でクラブを握る方法です。パームグリップの特徴は、クラブと腕を一体化させやすいのと、手首の過度な動きを抑えられること。その結果、フィンガーグリップより飛距離は出ませんが、方向性は良くなるため、コントロール重視の人にパームグリップは向いています。

グリップの握り方のコツ|左手のグリップ

グリップの握り方はまず左手から。左手の形がしっかりできていれば、右手はその形に沿って握れば大丈夫です。

ストロンググリップ

ストロンググリップは正面から左手の人差し指、中指、薬指のナックル(つけ根の関節)が見えるように握ります。クラブフェースが閉じた状態になるため、ドローやフックが打ちやすくなり、飛距離も伸びます。

しかし、左肩が上がり、右肩が下がりやすくなるため(ドライバーは問題ないですが)アッパーブローの軌道となり、地面からダウンブロー気味で打つ必要のあるアイアンなどに影響が出ます。

ウィークグリップ

ウィークグリップは左手の親指が真上に来るように握るグリップ(左手の甲がターゲットに向く)です。クラブフェースが開いた状態になるため、フェードやスライスが打ちやすくなります。フックで悩んでいる人には向いています。

松山英樹選手はウィークグリップ気味に握っていますが、主流はスクエアグリップかストロンググリップ。その理由は、昔のゴルフクラブは手首を使わないと打てなかったのですが、ゴルフクラブの進化により手首をあまり使わなくても大丈夫になったからです。

ストロンググリップ

ストロンググリップとウィークグリップの中間の握り方です。スクエアグリップは基本の握り方なので、初心者はまずこのグリップからスタート。フックが出るなら少しウィークに、スライスが出るなら少しストロングにと調整しながら理想のグリップを見つけましょう。

グリップの握り方のコツ|右手のグリップ

ストロンググリップ、ウィークグリップ、スクエアグリップのどれかが決まったら、次は右手の形です。初心者はオーバーラッピングを試して、合わなければインターロッキングにしましょう。

オーバーラッピング

オーバーラッピングは、右手の小指を左手の人差し指と中指の間に置くようにする握り方です。多くのツアープロが採用している握り方で、両手の一体感が出て、左手主導でスイングがしやすくなる一方、右手は使いにくくなります。

インターロッキング

インターロッキングは、右手の小指と左手の人差し指を絡めるように握る方法です。ジャック・ニクラウス選手、タイガー・ウッズ選手が採用したグリップとしても有名です。小指を絡めることでスイング中にグリップが崩れにくくなる一方、右手に力は入れにくくなります。

テンフィンガーグリップ

テンフィンガーグリップはベースボールグリップとも呼ばれ、右手と左手を絡めない握り方です。

一番の特徴は指を痛めないこと。丸山茂樹選手は指を痛めたことから、テンフィンガーグリップに切り替えました。従って、オーバーラッピング、インターロッキングで指を痛めた人はテンフィンガーグリップにチャレンジしてみましょう。

ゴルフグリップ|握り方の練習方法

フィンガーグリップ、パームグリップ、ウィークグリップやストロンググリップなど自分に合ったグリップが分かったとしても、練習をしなければ馴染まないため、おすすめの練習方法をお教えします。

片手打ち

片手打ちは片手だけでゴルフクラブを握ってボールを打つ練習方法です。右手、左手とそれぞれでしっかり打つことができれば、両手で握った時、より簡単に打てるはずです。また、両手では感じられないバランスやインパクト時の加減なども片手打ちなら感じられます。

ドライバーからウェッジまで練習する

ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジなど色々なクラブで練習しましょう。グリップを固めるために中間の7番アイアンで練習する人は多いですが、例えばドライバーとショートアイアンでは描きたい球筋によって微妙にグリップの形が変わるため、全クラブを使って練習しましょう。

トレーニングアイテムを活用する

トレーニングアイテムを使ってグリップを安定させましょう。最初から正しく握れるようにガイドがついているトレーニングアイテムもあるため、それを使って正しいグリップを定着させましょう。

【Q&A】ゴルフのグリップに関するよくある質問と回答

グリップを握るときによく出てくる質問を見ていきましょう。

どのくらいの感じで握ればいい?

卵を潰さないくらいの感じで握ると良いとよく言われますが、人によってはギュッと握りたい人もいます。従って、これという正解はありませんが、強く握るよりはやさしく握った方が良いです。やさしく握っていてもクラブを上げれば、人間は必然的にクラブが落ちないように握るため、結果的にインパクトでは適切なグリッププレッシャーになるのです。

グリップが手のひらにフィットしないのはなぜ?

グリップが手のひらにフィットしない原因は、グリップの太さや硬さが合っていないことが考えられます。また、グローブとグリップの相性が悪いこともあるため、そこも確認しましょう。

ミスショットを防ぐための握り方は?

ゴルフにミスショットはつきものなので、あまり気にすることはないですが、例えばずっとフックが出るのであれば、少しウィークグリップにする、逆にスライスばかりならばストロンググリップにするなど調整してみると良いでしょう。

まとめ

この記事ではゴルフグリップの握り方、練習方法を紹介しました。自分に合った握り方を見つけて、スコアを伸ばせるように頑張っていきましょう!

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