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アイアンのバランスは一定がいいか、フローさせるべきか

2017/1/19(木)18:45

アイアンのバランスについて、いくつか調べてみました。
XXIO9、SRIXON Z765/Z565、ミズノJPX900 PWまで同じ、AWとSWは+1
PHYZ PWまで同じ、AWが+1、SWが+2
Taylormade M1/M2 9番まで同じ、PWとAWが+1、SWが+2から+3

いずれもウエッジとアイアンは同じシャフトですが、このようにウエッジだけバランスが多めになっています。これはバランスを同じにするとウエッジが軽くて振りにくくなると推測できますし、ここの皆様のようにウエッジだけシャフトを重いものに替えるのも同じ理由だと思います。

するとアイアンは同じバランスで問題ないのかと考える方も多いと思います。もしこの設定でPWとか9番が問題ないのであれば、それより長いアイアンはバランスをもっと減らさないといけないはずです。するとロングアイアンからウエッジに至るまでバランスを全体的にフローさせる方がいいということになります。

バランスをフローさせるという方法論さえあれば、バランスを増やすためにシャフトを長くするか逆に短くするか(もしくは軽いクラブのヘッドに鉛を貼るか)というだけです。ちなみにGolfsmith社は0.5インチにつき0.5ポイントのフローを推奨していました。例えば5番C9.5、6番D0.0、7番D0.5、8番D1.0、9番D1.5、PW D2.0という感じになります。AWとSWはシャフトの長さがPWと同じであればD2.0になり、0.25インチ短くなるようならD2.25になります。

0.5という数値はともかくバランスフローをやるといろんなことがシンプルになります。もちろんウエッジのシャフトはアイアンと同じで問題なしになります。

私はバランスフローを実践していますが(クラブ全体のMOI値で管理しています)、ロングアイアンのナイスショット率が飛躍的に上がり(スライスはたまにしますがわずかです)、9番とかPWのトップや引っ掛けが減りました。ドライバーが苦手なのでいまだに100叩きですが(汗)。

私自身は手ごたえを感じているのですが、市販アイアンで採用された例はPING GMaxしかありません。メーカーも長年の経験と科学的な検証の上でアイアンセット内のバランスを一定にしているのでしょうし、そのため私もいまいち自信が持てません。そのあたりについてご意見をいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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回答 14件

1〜14件/14件
  • 2017/1/28(土)17:49

    今更かもしれませんが、バランスってただの結果だけだと思います。

    バランスを一定にするから振りやすいとかフローした方が振りやすいとかではなくその人が振りやすいと思ったのが、たまたまどちらかになっているというだけです。
    ですから、逆フローももちろんあり得ると思います。
    丸山茂樹プロや青木功プロのウェッジはバランスが軽めになっているとか、アマチュアでもドライバーはバランスを重めにしてるとか普通のことです。
    ヘッドやシャフトの種類が異なるのですから単純にバランスを合わせるのではなく、一本一本調整する必要があります。

    アイアンセットは何本もあるため、一本一本調整してたら時間がかかりますよね。
    5番アイアンとピッチングが同じバランスが振りやすいと感じれば、間の番手を同じバランスにします。
    異なれば、間の番手のバランスをフローさせます。逆フローも当然あり得ます。
    全番手調整するのを簡略化してるだけです。
    でも、番手ごとのヘッドの設計(重心位置、モーメント、ネック長、ヘッド重量)やシャフトの設計(しなり方、バランス率、シャフト、バット径)は違うのでアイアンセットといえど、本来であれば番手毎に調整する必要があると思いませんか?

    つまりは同じバランスが良いか、フローさせるのが良いかという考え方自体がナンセンスと思います。

  • 2017/1/25(水)09:26

    酔竜さんは非常に頭の良い方なんだと思います。

    それ故に、凄く深く色々と考えておられる。
    しかし、それが逆にゴルフを難しくさせてしまってる一因とも想像します。

    ゴルフの難しい理由の1つに、大人になってから始めて“まず最初に頭で考えてから行動する”と言うところと思っています。

    子供よりも考える力や様々な経験や知識が豊富なことが、時にゴルフの上達の妨げになってるケースがあります。

    確かに昔よりも何かにつけ科学的に理論的に検証される時代で正しいことも多いと思います。

    しかしながら、それらでは説明しきれない“感覚に頼って結果を出してる”ケースも現実にあります。
    (パターやアプローチの距離感などが一例です)

    >現状ではプロや上級者の方々が厳選した方法論しか雑誌にも載りませんし、比較すらできない状況です。様々な振り心地のクラブに対応する能力のない初級者や中級者には違う方法論が必要な場合もあるでしょうし・・・

    とのことですが、確かにそうと言えばそうですが結果的には初心者などはスイングが安定してないため、どんな方法を選択しても毎回違う感覚に陥り正解が見出せないと言う“痛し痒し”の状態になります。

    私自身が長年そうでしたので良く分かります。

    初心者の時点で「クラブとスイングのどちらを優先するか」と言う話が良く持ち上がります。
    どちらも大事で、どちらかだけではダメだと思っています。

    今回の話は観点は違いますが、どちらが正解とかでは無くご自身にとって何が最適で結果を出せるかで、それを実際に体感し得るモノなのかと思います。

    その結果が、どちらにも当てはまらない可能性もありますが、それが結論なのでそれが正解なのかと。

    スイングが変われば結果も変わる可能性もありますし、常に答えは同じじゃない(変わって行くもの)と思っています。

    論点からズレておれば申し訳ありません。

  • 2017/1/23(月)21:58

    私個人の意見としてはバランスフローも同一レングスも否定的です。
    どちらも否定的になっている理由に大きな違いはありません。

    決してバランス揃えを推奨するわけではないのですが、現状少なくともヘッドメーカーがバランス揃えを目指してクラブ開発をしている以上、今のところはバランス揃えを基本に考えるべきだとは思っています。

    合う方がいるのは否定しませんが上達してくればスイングなりセッティングに歪みが出ると思っています。
    20〜30代前半で週3以上練習してますなんて方は最初はいいですがある程度ラウンドで結果が出せるようになった時点でノーマルセッティングに移行した方がいいと思います。

    私が想像する合う方の条件は少々ネガティブな理由になるので控えます。

    改めて書きますがバランスフローのAMTS200で組んだアイアン、6番から上の番手が同一レングスのアイアン(エースアイアンと同じKBSツアーS)は短期間ですが使っていました。
    自分で全く試していない訳ではないです。

    なおAMTは長い番手ほどシャフトが動きすぎる感じが気持ち悪かったのと弾道の高さが揃わないのが嫌でした。
    ひょっとしたらX100やMCIブラック100Xにしておけば評価も多少は変わっていたのかもしれません。

    バランスフローで説明すると難しくなるのでまずは同一レングスを例に書きます。
    なおこの話はアイアンの各番手をそれなりに同じ力感で振って等間隔の飛距離差を求めるならば、という前提での話です。

    一般的なヘッドスピード42くらいのアマチュアゴルファーがノーマルの37.5インチの6鉄(例えばヘッド重量264g・ロフト30度)を打つとヘッドスピードが36前後でキャリー150ydトータル155ydくらいが見込めます。
    39インチの3鉄(243g・21度)を打つとHS37.5程度、185ydくらいになるでしょうか?

    しかし37.5インチで組んだ3鉄を打つとHSは当然36しか出ません(ただしヘッド重量は264g)ので175〜8ydくらいになるでしょう。

    そのHSが1.5少ない中で185yd打てるクラブを組もうとしたならばロフトを18〜9度くらいにするか、クラブのエネルギーは落ちるのは覚悟の上HSを上げるべくシャフトやヘッドを軽量化するか、またはその合わせ技を使う必要が出てきます。

    3鉄なんかどうせ入れないしよくわかんねー、という方なら8鉄(38度)と5鉄(27度)あたりに変換して考えていただければいいです。
    それでも5鉄で24度くらいのロフトになってしまいますが一般的なアマチュアゴルファーが使いこなせる、上がって止まる球が打てるスペックでしょうか?

    バランスフローは結果だけで言うならクラブ重量が従来よりも大きなピッチになる為、ヘッド重量やシャフト重量の配分を下げる事になります。
    クラブの持つエネルギーを下げる事になるのでバランスフローにしたことにより同じ力感にも拘らずHSが上昇したという事がない限り本来ロフトを立てないと従来のセッティングでの番手間飛距離差が作れなくなりますので否定的になる根本的な理由は一緒だと冒頭で書いた訳です。

    バランスフローで上達してきた方とかですとある時に「なんで下の番手だと15yd刻みなのに上の番手だと8yd刻みになっちゃうの?」なんてことが起こってしまうと想像するのです。

    以上の事から通常のスペックをある程度打てる方であれば、セッティングとしてはデメリットが生じるのでノーマルに移行すべきだという事です。
    セッティングのせいなのに飛距離差が出ない事で振りすぎてスイングを崩すことだってあり得ます。

    振りにくいと感じているロングアイアンをそこまでして使うくらいならバランス合わせのアイアンを6番まで入れてその上は27度UTとか入れた方がいいでしょう、なんなら6番も抜いて30度UTとか入れてもいいと思います。

    繰り返しになりますがまだメーカーはバランスフロー用のヘッドは作っていないので。

    長文になり失礼いたしました。

    失礼ついでに書きますが現在市場に出回っているヘッドではそれなりのコストを掛けないと検証しようがない事ですし、こういう意見もあるんだ程度に考えていただければ幸いです。
    もちろんその中でもバランスフローを選択する意味がある方もいるであろうという事は認めています。
    ただその中に少々ネガティブな要素も入っており、もし今後ディスカッションするならそこの話は避けられません。

    そういった様々な理由により意見交換もコメントも求めておりませんので悪しからず。

  • 2017/1/20(金)20:52

    小さい番手程バランスは大きくしたいですが
    4〜9がd2、pwがd2.5、awがd3、swがd3.5
    ロングアイアンがバランス重いと、どうしても力みやすく、振りにくいです。

    ウェッジはミート率が自然と高くなりますので、力みなく振りやすいから重めです。

  • 2017/1/20(金)16:33

    そこまで気にしない。信じるのは自分の感覚だけ
    多少のバランスの差って分かる人いるのかね?

  • 2017/1/20(金)14:59

    こんにちは。私の場合ですが、

    以前10年近く使っていた三浦のアイアンは長年振り心地を揃えるべく鉛を貼ったり剥がしたりの微調整を繰り返した結果、バランスはほぼ0.5ピッチでフローしました。
    (厳密にいうと長い番手はもうちょっとピッチが広く、短い番手はピッチが狭く、5Iから順に D0.0 D0.8 D1.5 D2.0 D2.3 D2.5 みたいな感じ)
    その状態でMOIスケールをレンタルし計測してみたら、かなり近い数値で揃っていました。

    打ちこなせる範囲の広い上級者の方はおいといて、対応力の低い我々愛好家レベルの場合はバランスをフローさせたほうが振り心地を揃えやすく、上達効果も得やすいのではないかと思います。

    ただしMOIを厳密に揃えるのは手間もかかるし費用対効果が低いので(MOIスケール買うのもレンタルするのも高いし調整費用も高い)、あくまでざっくりバランスフローで揃えてその後は自分で鉛貼ったり剥がしたりで微調整がいいと思います。

    同一バランスセッティングについては私は特別なメリットを感じませんね。
    ただ、バランスが揃ってればメーカーが数値管理をするつもりはあるってことだけは分かりますww

    全体的に軽めの同一バランスなら鉛貼るだけで調整できるからありがたいかも。
    バランスもMOIも落とすのってかなりの手間と費用がかかりますもんね。(シャフト詰めたりヘッド削ったり)

  • 2017/1/20(金)13:13

    私は良くも悪くも感覚派です。
    ある意味、鈍感であり敏感。

    DGでもNSでも違和感無く打てます。
    もちろんカタログスペック等は一応参考には見ますが、結局は実際に手に取ってまずはワッグルしてみてからアドレスして素振りしてみる。
    それで殆ど自分に合うか合わないか直ぐに判断出来ます。
    (実際にボール打たなくても)

    今まで使ったクラブは(ドライバーからパターまで全て)全てがその方法で選んでますし失敗したと思ったことは無いです。

    逆にカタログスペック(ヘッドやシャフトなど)だけで興味本位で選んだものは全て失敗してます。

    それくらい実際に手に取って振ってみることが何よりもの判断材料だと思ってますし、実際に持ってるクラブのバランスや重量などは殆ど知りません。
    (一度何かの機会にバラバラに揃えたパターを除く13本の重量を図りましたが、見事に理想的なフローをしてました)

    ってことで、あまり机上論に拘り過ぎるのは逆効果のように感じています。

    実際にスペックだけでなく、アドレスした時の見た目や座り心地等もナイスショットには非常に大事な因子です。
    少しでも違和感あるとミスにつながります。

    そう言う意味で人間の感覚は理屈を超えて素晴らしいものがあると思っています。

  • 2017/1/20(金)12:42

    バランスを一定にすればOKというのは、もはや時代遅れでしょうね。
    無視はしませんし参考にはしますが、最終的に振った感じで違和感無ければ結果的にバランスが多少ずれても気にしていません。もちろん極端なズレは問題ありますが。
    しかし、似たようなスペックや重量帯でクラブ選びをしていれば、バランスのずれは1ポイント程度に収まってきます。

  • 2017/1/20(金)11:17

    追記です。質問の趣旨がタイトルどおり、特にアイアンのバランスフローについてであることがわかりましたので、私の考えを書きます。先にコメントしたとおり、私のセッティングは総重量フローをベースに調整と妥協を繰り返しています。最大の妥協は、ウッドやユーティリティはカーボン、シャフト、アイアンやウェッジはスチールシャフト、このシャフト重量の違いから、総重量グラフは一直線になりません。この妥協部分を解決するには、ウッドやユーティリティの重量フローに合わせるなら、少なくともロングアイアンのシャフトはもっと軽量化した物が必要です。現状では軽量スチールもアイアン用軽量カーボンも、スイングのスピードに耐えられるしっかりしたものが出来ていません。

    バランスフローについてですが、バランスよりもご自身で最適なヘッド重量のアイアンを探すこと。最適な重量のアイアンができた後から検証したのがバランスということでよいと思います。これだけだと何の説得力もないので、物理の話を簡単にします。わかっている人や今更と思う人はスルーしてください。

    飛距離はボールの質量に加速度を乗じた力の結果ですが、最適重量のクラブを見つけにくくしているのは、質量と加速度は反比例の関係にあります。ボールの飛ぶ力は、グラブヘッドから伝達されたものなので、最大飛距離は質量か加速度のどちらかを増やすか、両方増やすか、どちらかを減らしてもう一方が増えて余りあるかのいずれかです。最大飛距離の大きいほうが距離のスポーツであるゴルフはやさしくなり、距離コントロールの選択肢も増えます。

    加速度はご自身のヘッドスピードの1秒間の変化量で、クラブ重量と反比例するので、最適重量、第一にはヘッド重量、次にシャフト重量のものを追求するしかありません。

    人の感覚は日替わりメニューで一定ではありませんし、最大飛距離の出せるクラブが振り心地のよいクラブとは限りません。また、ボールをキッチリ捉えられる技術が出来てくると、極端な話ですが、D0だろうが、D5だろうが振り心地と関係なく振れちゃいます。従って、ゴルファーに共通する最適セッティング理論は今のところないです。参考まで。

  • 2017/1/19(木)22:56

    私個人の意見としてはMOIもシャフトのウエイトフローもバランスフローも基本的には初心者〜中級者向けのものだと思っています。

    大前提として例えば同じD2バランスの21度40インチのウッド型UTと27度38インチの5番アイアンの2本を比較した場合、UTの方が不安が無いという方が割合としては多いでしょう。

    こんなケースはたいていアイアンがシャフトかヘッドかはわかりませんがオーバースペックなだけなんです。
    長さのフローもバランスのフローも関係ないですね。
    身の丈に合っていないクラブを使っているのだとしたらフローとか言う以前の問題だという事です。

    ただしシャフト重量のフローは番手ごとの長さのピッチを従来よりも大きくするなど、あまり飛距離の出ない方がヘッドスピード以上に飛距離を出そうとか‟無理をする”前提でなら上級者にも生きるものになろうかと思います。

    しかしながらこれまで番手間10ydだったものが15ydになったとしたら5ydの打ち分けをしなければならない場面が多くなりますのでそれを高い精度で出来るだけの技術が必要になりますので飛ぶことが有利かといえば必ずしもそうだとは言えません。


    これまでトッププロも含め上級者は従来の理論に従ったセッティングでゴルフをしてきました。
    そしてそれで特に問題はなかった訳です。

    おそらくプロや上級者は基本的にはどの番手でもスイングのイメージは変えていないと思います。
    そのようなスイングが出来る、若しくは目指しているのであれば(距離が出る分誤差は大きくなるが)長い番手が‟振りにくい”なんて事はなく(事実私は振りにくくはないです)バランスだろうがMOIやウエイトだろうが、ちゃんと何かを基準として組んであれば基本的にはどうでもいい事なのだと思っています。

    もちろんセッティングが違えば結果もそれなりに違いますが多くのプロや上級者はその番手ごとの飛距離差や高さの差、振り心地に違和感を感じなかったからこそ、これまでそこに疑問を持つ方はいなかったのだと思います。

    (念の為、私は6番から上が同じ長さのクラブとDGAMTで組んだクラブを使いましたがどちらも私の感覚としては違和感の方が大きかったです。まあ慣れの問題で使い続ければ良くなるのかもしれませんが。)


    なので長い番手が短い番手と同じように振れないプレーヤー向けの話(またはオーバースペックのクラブを使いたい方向け)だと思っている訳です。
    なのでこれからゴルフを始める方、従来のセッティングのクラブで長い番手を使いこなせない方などには大きな意味はあると思います。

    ただ長い番手と短い番手を同じように振れない理由も様々でしょう。
    そもそもオーバースペックのクラブを使っているから、根本的に技術が足りないから、現在の標準ともいえる38インチの5番アイアンを使えるだけの身長等体格が無いなど…

    無理をしないセッティング(相応の飛距離、長尺短尺、身の丈に合ったクラブ)ならどうでもいいことだと思いますよ。

  • 2017/1/19(木)21:42

    私の考えを勝手に述べるので、見当違いのことを言っていたらすみません。

    アイアンヘッドは基本的には7gづつフローしていますが、グリップはどの番手でも50gくらいのものを使用しますよね。
    天秤で考えるとヘッドとグリップのバランスを取るには、ヘッドが重くなればグリップも重くなるのが普通です。

    ちなみに、グリップもアイアンと同じように重量フローすると仮定すると、バランスはほとんど変わらない計算になります。
    例えば三番アイアンからPWまでアイアンのヘッド重量は二割ほど増えますが、同じようにグリップも三番アイアンからPWまで二割ほどグリップ重量を増やすとすると、バランスとしては2.5ポイントほど下がることになります。
    つまり50gのグリップでD0からD2.5ポイントまでフローしているアイアンセットなら、重量フローグリップに変えると全番手D0に揃うことになります。

    グリップ重量がフローしていないために、たまたまアイアンセットのバランスがフローしていると考えると、原因はグリップにあるだけで、同じグリップ重量でバランスフローしている状態がむしろ普通となります。
    ちなみにグリップ側の重量が増えてもMOIはほとんど増えないので、振り心地にはあまり影響ありません。

    というわけで、グリップフロー推奨派のコメントでした。そんなグリップが発売される日を心待ちにしている今日この頃です。

  • 2017/1/19(木)21:05

     この質問は,2年前に酔竜さんも答えていたクラブMOIマッチングのことではないですか。そうならそうとはっきり固有名詞を掲げないと答えも的外れになってしまいます。私はアイアンのMOIマッチングについて答えますね。

     この2年の間にMOIマッチングも広く知られるようになりました。認知度向上にもっとも貢献したのは,ブライソン・デシャンボー選手がマスターズで一躍注目され,プロ転向後ウェブ.COMで優勝するなどしたことが大きかったですね。

     同一長,そして超アップライトの69度の同一ライ角のアイアンセット,120gの極太グリップ。スイングもウッド以外は基本的に同じシンプルスイングにしたいと追求した結果なんでしょうけど。彼の使っているアイアンは今はコブラ社のもの。なんと彼のモデルをベースにごく最近,コブラ社のキングF7ONEアイアンが発売されましたね。私も是非試打してみたいと思っています,ただし,あまり期待せずに。

     なぜなら変数の多いのがゴルフ。デシャンボー自身だって状況によって37.5インチのAWを短く持ったり,スイングスピードを変えたりしているのを見ると,シンプルスイングでは決して済ませられないゴルフの「答えはひとつだけではない」魅力を見たような気がします。

     もし,コブラ社のこのすべて7番アイアンの長さのセットが大ヒットすれば,これからゴルフを始める人が増え,アイアンの新常識になる可能性はあります。オールドゴルファーの私も,今のセットを投げ出してデシャンボーモデルを使っていたりする。これはこれで想像するだけでも面白いです。それまでは総重量セッティングを基本にし,バランスはクラブチューニングの結果であって,バランス1くらいは違っても問題なしと割り切ります。参考まで。

  • 2017/1/19(木)20:09

    難しい話ではないですが、プロアマ含め、ほとんどのゴルファーが、バランスは一定、もしくは微差程度で使用しています。

    それでみんな打てている、結果が出ている。というのが、現実であり、真実ではないでしょうか。

    持論ですけど、「短いアイアンは振れるけど、ロングアイアンになると重くて同じ様に振れない。」というのは、単にシャフト重量がオーバースペックである。と私は思います。

  • 2017/1/19(木)19:54

    持論です。
    様々な知見が複合されていますので、捉え方は人それぞれだと思いますし、否定的なコメントや回答も私の文章の中にあると思いますが、特定の誰かを攻撃するつもりはないのでご了承下さい。

    まず、バランスフローは結果的に起きる事であって、意図して起こす事ではないです。

    どういう事かというと、クラブヘッドは基本的に小さい番手に向かって軽くなります。
    シャフトについても同様で、
    ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーで全て同じ番手、同じ銘柄のシャフトを使う人はほぼいません。
    なぜならば、それをすると重量フローが、理想とされる数値より少なくなるからです。
    アイアンだけが特殊なのです。

    アイアンは全番手似たような重量の、シャフトを入れます。そうすると重量フローの流れが狂います。

    本来長さに応じて、シャフトも軽くする方が振り心地は近いものになります。

    そこを目指して作られてるシャフトも近年登場していますが、バランスは統一する。
    と言うことが重要視されている為、鉛調整され、シャフトのウエイトフローを後から無くしてしまっているメーカーもあります。

    話が多少されましたが、同一ウエイトのシャフトで、振り心地を同一する場合バランスをフローさせる事で実現可能だと思います。
    要は、てこの原理が効いた上で、体がどれくらい重みを感じるか?なので、極端にすれば理解できます。
    例えば、総重量が同じだとして、
    20インチのd2のクラブと40インチのd2のクラブ
    20インチのd9のクラブと40インチのd2のクラブとあった時にどちらが似た感覚でふれるかといえば、後者だと思います。

    ただ、バランスだけで見てしまうと、スイング中に発生する遠心力などは無視している形になります。
    その時点でバランスをクラブの振り心地を統一させるための目的で、指標にするのはイマイチだと思います。

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