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池田勇太が3位タイ好発進! 遼はダボ響き35位タイ

更新日:2010/11/04 18:21
池田勇太が3位タイ好発進! 遼はダボ響き35位タイ
WGCシリーズの今季最終戦HSBCチャンピオンズ、第1ラウンド。池田勇太がチップインイーグルを奪うなど好調なプレーで5アンダー67をマークした。 (写真提供:AP Images)

 

 池田勇太が世界のトッププロ総勢78名が一堂に会するビッグトーナメントで最高のスタートを切った。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦HSBCチャンピオンズは現地時間4日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2年連続出場となる池田が1イーグル、6バーディ、3ボギーの5アンダー67をマークし、首位と2打差の3位タイにつけた。石川遼は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72にとどまり35位タイ。7アンダー65で回ったフランセスコ・モリナリ(伊)が単独トップに立ち、現世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド(英)が1打差の2位で続いている。

 この日の池田はインスタートの出だし10番から2連続ボギーと最悪の立ち上がり。それでも12番で初バーディを奪うと、13番パー4で序盤のミスを帳消しにする起死回生のチップインイーグル。その後16番もバーディとして2アンダーで前半を折り返す。波に乗った池田は後半最初の1番から3連続バーディを奪い一気にリーダーボードの最上位へ浮上。さらに7番のバーディで単独トップに立ったが、最終9番でボギーを叩き5アンダー67でホールアウト。後続のモリナリらに抜かれはしたものの、2打差の3位タイと好位置につけ初日のプレーを終えた。

 一方、同じくインスタートの石川は池田がイーグル奪取に成功した13番で痛恨のダブルボギー。18番からハーフターンを挟んだ3連続バーディで一時アンダーパーとするも、後半の5番でボギーを叩きイーブンパー72。「目標は優勝争い」と意気込んで臨んだ初日だったが、スタートダッシュを決めることはできなかった。

 日本勢では、宮本勝昌が3アンダー69で9位タイ、松村道央と平塚哲二が1アンダー71で23位タイ、薗田峻輔がイーブンパー72で35位タイ、藤田寛之が3オーバー75で64位タイ、丸山茂樹が4オーバー76で69位タイとなっている。また、国内男子ツアー賞金ランク首位の金庚泰(韓)は石川、薗田と同じくイーブンパー72で35位タイ。

 その他、世界ランクNo.1奪還に燃えるタイガー・ウッズ(米)が4アンダー68で回り6位タイの好発進。ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)も3アンダー69で9位タイとまずまずの位置につけている。

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