石川&池田の両エースが揃って参戦!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/03/18 21:14
高校の卒業式を終え、社会人となった石川遼が再びアメリカの地でスタートを切る。
現地時間18日開幕の米男子ツアートランジションズ選手権(フロリダ州インニスブルック・リゾート)は、昨年石川が初めて米ツアーで予選を通過した記念すべき大会。それでも決勝ラウンドで崩れ、結局71位と悔しい思いを味わった。日本ツアー賞金王として挑む今年は、そのリベンジを果たしたいところだ。
先週はWGC-CA選手権の出場権がありながら、高校の卒業式とスケジュールが重なったため出場を断念。高校1年生で国内ツアーを制し、予想もしなかった怒涛の高校生活に幕を下ろした。大学進学かプロ専念かで揺れたこともあったが、当面はプロゴルファーとして生きる道を選択。すでに実績は十分だが、まだまだ経験しなくてはならないことは山ほどある。それだけに、マスターズ2度目の出場を前に手応えをつかみたい。
世界最強の男、タイガー・ウッズ(米)の復帰ニュースについては「興奮する。でも僕はあの舞台(マスターズ)に立てる立場の選手。意識しないようにしたい」とファンとしてではなくライバルとしてタイガーを位置づけるようになった心境の変化も見せるなど、日々進化を遂げている。
一方、ライバルの池田勇太は先週のWGC-CA選手権に続いての参戦。CA選手権では22位タイとまずまずの結果を出しており、自分のプレーに自信も深めている。起伏のある林間コースを目にし「グリーンの形状も日本みたいだ」と白い歯をのぞかせた。マイペースの池田だが、「今週こそは」と上位進出を狙っている。