遼、全米オープン出場ピンチ! 世界ランキング
更新日:2011/05/17 12:26
掲載日:2011/05/17 10:51
石川遼の全米オープン参戦に黄信号が灯った。
石川が現地時間6月16日に開幕する米男子ツアーのメジャー第2戦、全米オープン(メリーランド州、コングレッショナルCC)の出場権を得るためには、6月13日時点で世界ランキング50位以内に入っていなければならない。石川は先週の国内男子ツアー、日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は12位タイの成績だったが、米国時間16日発表の最新ランキングで50位から53位に転落してしまった。期限までの試合数は限られているものの、圏外に転落したことで石川の闘志に火がつくことを期待したい。
上位陣では、1位リー・ウェストウッド(英)に変化はないが、先週行われた米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権で4位タイに入ったルーク・ドナルド(英)が3位から2位に浮上。代わりにマーティン・カイマー(独)が2位から3位へと転落している。
その他、ザ・プレーヤーズ選手権をプレーオフの末に制した崔京周(韓)が19ランクアップして15位に、欧州ツアーのイベルドロラ・オープンで復活優勝を飾ったダレン・クラーク(北アイルランド)は36人を抜いて88位となり、ともに大きく順位を上げた。
日本勢では、池田勇太が2ランクアップの61位、藤田寛之が前週までと変わらず67位。国内ツアーの日本プロでツアー初Vを飾った河合博大は、230ランクアップの203位に大躍進を遂げている。