セベのロゴマーク、欧州ツアーで実現か
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/05/18 11:23
5月7日に他界したメジャー5勝のセベ・バレステロス(スペイン)の姿を欧州ツアーのロゴとする話が具体化しようとしている。
実績はもちろんだが、その闘志あふれるプレーと熱い人柄で、セベが世界中のゴルフ関係者に与えた影響は計り知れない。
特にホームツアーだった欧州では、セベのライバルであり、ライダーカップのチームメイトである同世代だけでなく、セベに憧れてゴルフを始めた若い世代が、現在、世界の舞台で活躍している。
それだけに、セベの死後、その姿をツアーの象徴であるロゴマークに残そうという動きが活性化。現在使用されているハリー・バードン(英)のフィニッシュをシルエットにしたものに代えて、セベの姿を残そうというのだ。
パドレイ・ハリントン(アイルランド)などが声高に主張を始め、ニック・ファルド(英)コリン・モンゴメリー(スコットランド)ら歴代ライダーカップ主将もこれに賛同していた。その声がツアーに届いたようだ。
ツアー側は「セベのツアー発展への貢献は非常に大きく、それに対する人々の感情がウェーブとなっている」と声明を発表。ロゴの変更に向けた検討を始めており、今後の動きが注目される。(STATS-AP)