崔、コースレコードタイで急浮上! 今田は50位タイ
今季すでに準メジャーのザ・プレーヤーズ選手権で優勝を飾るなど好調な崔京周(韓)がコースレコードタイの6アンダー64と爆発。単独トップに躍り出た。
米男子ツアーのAT&Tナショナル(ペンシルベニア州、アロニミンクGC)は現地時間1日に第2ラウンドの競技を行い、上がり6ホールで5バーディの猛攻を見せコースレコードタイ記録をマークした崔が、通算7アンダーで16人をごぼう抜き。リーダーボードの最上段へと駆け上がった。
1打差の2位タイに崔の後輩チャーリー・ウィー(韓)の他、ベテランのジャスティン・レナード(米)、クリス・ライリー(米)、ボ・バン・ペルト(米)が続いたが、初日7位タイと好発進を切った期待の若手リッキー・ファウラー(米)は通算3アンダーで初日のトーナメントリーダー、アダム・スコット(豪)らとともに10位タイに後退している。
「コースレコード? 全く知らなかった。でもバーディをとるごとにギャラリーの反応が大きくなっていったから、かなり良い線にはいっていると思っていた」と言うのは単独首位に浮上した崔。同大会がコングレッショナルCCで行われていた頃の第1回チャンピオン(2007年)でもある彼は「パッティングの調子が尻上がりに良くなった」と前半4連続を含む5バーディを奪う会心のゴルフを披露。現在賞金ランク4位と好調な今季、冴え渡る安定感で2勝目を目指す。
また初日62位タイと出遅れていた今田竜二は2バーディ、2ボギーのイーブンパー70と平凡なスコアながら、通算2オーバー50位タイで予選をクリア。今週は持ち味のパッティングが不発だが、それさえ戻れば好スコアが期待出来そうだ。
尚、ツアー通算16勝のジム・フューリック(米)が通算8オーバーを叩き、4試合連続予選落ちを喫している。