盧が米国勢の前に立ちはだかる! 尾崎29位タイ浮上
更新日:2011/07/03 11:03
掲載日:2011/07/03 11:02
台湾出身の盧建順が10バーディ『63』の猛攻で単独トップに躍り出た。
現地時間2日に行われた米チャンピオンズツアーのモントリオール選手権(カナダ、ケベック州、フォンテーヌブローゴルフクラブ)第2ラウンド。3位タイからスタートした盧は出だしの1番でボギーを叩きながらも5番から4連続バーディを奪って3アンダー33で前半を折り返すと、後半も6バーディ(ノーボギー)の猛攻で9アンダー63と爆発。通算16アンダーまでスコアを伸ばし、2位のジョン・クック(米)に1打差をつけトーナメントをリードした。
昨年2位の雪辱を期すクックも1イーグル、5バーディ、1ボギーの66と内容は決して悪くはなかったが、“バーディショー”を繰り広げた盧の前では存在が霞んでしまうほど。2週連続優勝を狙うシニア4戦目のルーキー、ジョン・ヒューストン(米)も後半4バーディを奪って応酬したが、通算14アンダーで初日の首位タイから単独3位に後退している。
その他通算13アンダー4位タイにジェイ・ハース(米)とジョーイ・シンドラー(米)。現在賞金ランク1位のトム・レーマン(米)は通算11アンダーでコリー・ペイビン(米)らと並び8位タイにつけているが、初日3位タイの好スタートを切ったディフェンディング・チャンピオンのラリー・マイズ(米)はスコアを伸ばし切れず通算10アンダー12位タイに順位を下げた。
初日60位タイと大きく出遅れていた尾崎直道はこの日、ショット、パット共に噛み合ったプレーでノーボギーの6アンダー66をマーク。通算7アンダーの29位タイに浮上し、最終日はさらなる上位を目指す。