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ベ・サンムン&今田後退 D.トムズら3人が首位並走

更新日:2012/01/21 12:51
ベ・サンムン&今田後退 D.トムズら3人が首位並走
ヒューマナ・チャレンジ2日目。3位タイからスタートしたルーキーのベ・サンムンは3アンダー69とスコアを伸ばしきれず14位タイに後退した。(写真提供:AP/アフロ)

 

 初日3位タイの好発進を切った昨季の国内ツアー賞金王ベ・サンムン(韓)がリーダーボードを後退する中、ツアー優勝経験豊富なベテランが首位に並んだ。

 米男子ツアー今季第3戦で本土初戦となるヒューマナ・チャレンジは現地時間20日、カリフォルニア州、PGAウエスト・ニクラウス・プライベートC(NP)、PGAウエスト・パーマーC(PP)、ラキンタCC(LQ)の3コースを舞台にプロアマ形式による第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進の45歳デビッド・トムズ(米/NP)が7アンダー65をマークして通算16アンダーとし、パーマーCでキャリアベストの『62』を叩き出したマーク・ウィルソン(米)、ベン・クレーン(米/PP)と並び首位タイの座をキープした。

 3打差の4位タイに前日のトーナメントリーダーのひとりカミロ・ビジェガス(コロンビア/PP)、ハリス・イングリッシュ(米/NP)、クリス・カーク(米/NP)、ロバート・ゲイツ(米/LQ)が続き、通算12アンダー8位タイにクリス・ディマルコ(米/NP)、ブラント・スネデカー(米/PP)らがつける展開。

 初日好発進を切った米ツアールーキーのベ・サンムンはこの日パーマーCを回ったが4バーディ、1ボギーの3アンダー69と平凡なスコアに終わり通算11アンダーで14位タイに後退した。今大会は3日目までプロとアマが一緒にプレーすることもあり、セッティングは通常のトーナメントよりやや易しくなっている。それゆえ今後もバーディ合戦は必至。ベ・サンムンが初Vを狙うためには残り2日、さらなる攻撃的なゴルフが必要になる。

 また日本勢唯一出場の今田竜二はラキンタCCを3アンダー69でラウンドし、通算7アンダーで初日の31位タイから49位タイに後退。今季初登場のフィル・ミケルソン(米/NP)は通算1アンダーでグレッグ・ノーマン(豪/NP)、ブラント・ジョーブ(米/LQ)らと並び124位タイに低迷している。

 尚、今大会出場者中、世界ランク最上位(8位)で右ひざの内視鏡手術からの復帰戦を戦ったダスティン・ジョンソン(米)は第2ラウンドの9ホール終了時点で腰痛を理由に棄権を表明している。

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