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ザ・プレジデンツカップ主将にF.カプルスとN.プライス!

更新日:2012/05/30 12:49
ザ・プレジデンツカップ主将にF.カプルスとN.プライス!

 

 2013年ザ・プレジデンツカップ(現地時間10月3〜6日)の両チーム主将が決まった。

 2年に1度の米国 vs. インターナショナルチームの名誉をかけた戦いで両軍を率いるのは、米国チームがフレッド・カプルス(米)、インターナショナルチームがニック・プライス(ジンバブエ)になるという発表があった。

 戦いの舞台は、毎年ジャック・ニクラウス(米)がホストを務める米男子ツアー、ザ・メモリアル・トーナメントが行われるミュアフィールド・ビレッジGC(オハイオ州)。これまでにライダーカップ、ソルハイムカップも開催しており、3つの名誉をかけた戦いの舞台になる唯一のコースでもある。

 今年も現地時間31日に開幕するザ・メモリアル・トーナメントを前に、米国チーム主将のカプルスが現地入り。そこで「リードして、それをキープして勝つだけだ。ニック(プライス)も、そうならないように最大限のことをしてくるだろうけど」と、言葉は少ないながらも大会制覇に意欲を燃やした。

 カプルスはこれで3大会連続で主将に選ばれており、過去2回はいずれも圧勝を収めている。それだけに、表情に余裕があるのも納得できる。

 一方のプライス主将は「長い間このときを待っていた。たぶんここ5〜6年でもっともエキサイティングな瞬間だろう」と、選出された喜びを隠そうともしない。

 実はプライスが最後に選手として出場した2003年、南アフリカで行われた大会は大激戦。その最終日のシングルスマッチでケニー・ペリー(米)と激突し、オールスクエアで最終ホールを迎えた。3.6メートルのバーディパットを先に入れたペリーに対し、プライスは1.8メートルのパットを外して負けてしまったのだ。

 これが響いて戦いは引き分け。タイガー・ウッズ(米)対アーニー・エルス(南ア)のプレーオフという前代未聞の展開となったが日没で決着がつかず、大会唯一の引き分けとなったのだ。このとき、プライスは思わずパターを叩きつけ、自分への怒りを爆発させているという経験がある。

 だからこそ、気合十分のプライス。選手たちを鼓舞して過去9大会で1勝7敗1分けというチームの惨状を打破すべく全力を尽くすに違いない。

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