波乱の開幕戦を制しD.ジョンソンが逃げ切りV!!
更新日:2013/01/09 11:42
掲載日:2013/01/09 10:06
長い長い開幕戦がついに決着した。
強風のためスタートしてはキャンセルになることが繰り返され、結局、予定より3日遅れて始まった米男子ツアーの2013年シーズン開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ、プランテーション・コース at カパルア)は現地時間8日に最終ラウンドの競技を決行。前日の36ホールを終えて単独2位のスティーブ・ストリッカー(米)に3打差をつけて単独首位に立ったダスティン・ジョンソン(米)はこの日も好調を維持した。
ジョンソンは通算11アンダーでスタートすると、3番、6番、7番とバーディを先行させて一気に14アンダーまでスコアを伸ばす。9番でボギー、13番ではダブルボギーを叩いたものの、14番でイーグルを奪うなど最後まで攻撃の手を緩めず、通算16アンダー。ストリッカーとの差を4打に広げて幸先のいい開幕戦優勝を飾った。ジョンソンはこれでツアー7勝目。うち3勝が荒天のため短縮された試合での勝利と勝負強さを見せた。
その他の主な選手は、昨季のマスターズ王者ブッバ・ワトソン(米)が通算9アンダー4位タイ、米ツアー1勝で今季の飛躍が期待されるリッキー・ファウラー(米)がこの日6アンダー67を叩き出して通算8アンダー6位タイに食い込んだ。
また、昨季の全米オープン覇者ウェブ・シンプソン(米)が通算4アンダー11位タイ、昨年故郷コネチカット州のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で起きた銃乱射事件の犠牲者とその家族を悼み、同校のイニシャル(S.H.E.S.)のついたキャップをつけてプレーしたJ.J.ヘンリー(米)は通算3アンダー13位タイに終わっている。