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宮里、最終ホールダボで2位後退… 片山3位タイ浮上

更新日:2013/12/06 16:13
宮里、最終ホールダボで2位後退… 片山3位タイ浮上
最終ホールダブルボギーで単独2位に後退した宮里優作。(写真提供:ISM)

 

 悲願のツアー初優勝を目指す宮里優作だったが、最終ホールのダブルボギーで一歩後退した。

 国内男子ツアー今季最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップは6日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進を切った宮里は、17番まで7バーディ、1ボギーと危なげないゴルフを展開して単独首位に立っていたが、最終18番でまさかのダブルボギーを叩いて4アンダー66、通算8アンダー単独2位に1つ順位を落とした。

 最終組スタートの宮里は、1番からの3連続バーディに成功すると、5番でボギーを叩いたものの6番、8番でも1打ずつスコアを伸ばして単独首位でハーフターン。しかし後半はやや勢いを落とすと、17番でイーグルを奪った1組前の李京勲(韓)にトーナメントリーダーの座を譲ってしまう。それでも自身も17番でバーディを奪って、その後李が1打落とし再び単独首位に立ったが、この日結局バーディが出なかった最終18番で悪夢が待っていた。

 ティーショットを奥のラフに打ち込んでしまった宮里は、3打目をカップから1メートル弱に寄せてボギーで終わるかと思われた。このままでいけば首位タイをキープ。しかし4打目はわずかに切れてまさかのダブルボギーとなってしまった。それでも単独首位の李と1打差と十分優勝圏内で予選ラウンドを終えた。

 上位陣は、通算6アンダー3位タイに片山晋呉と呉阿順(韓)、通算5アンダー単独5位に谷原秀人、通算4アンダー単独6位に小平智が続いている。初日出遅れた藤田は3アンダー67とスコアを伸ばしたものの「ショットが全然ダメ」と反省。通算2オーバーは初日の最下位から10ランクアップも19位タイにとどまっている。

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