遼、勝負の15年始動! 五輪目指すP.ミケルソンは新シーズン初戦
更新日:2015/01/21 12:10
掲載日:2015/01/21 11:33
前週までのハワイシリーズを終え、今週からツアーは再びアメリカ本土へ。米男子ツアーのヒューマナ・チャレンジは現地時間22日、カリフォルニア州のPGAウエスト他で開幕。今大会で石川遼が2015年をスタートさせる。
プロとアマチュアが混合となり、計3つのコースを使って争われる同大会。昨季も出場した石川は、初日好発進を切ると、2日目、3日目とハイレベルなバーディ合戦に順位を落としたが、最終日に追い上げて25位タイに入った。
10月からスタートした2014-15シーズンでは、出場3試合すべてで予選を通過するなど、これまで障害となってきたムラっ気も徐々に解消中。年末のブログでは「一歩ずつですが、前進できた年だったと思っています」と、昨年を振り返った。
年末の沖縄合宿にも手ごたえを感じている。ただついていくことしかできなかった1年目、苦しみながらも一定の成果を残した2年目を経て、結果が問われる米3年目へ。石川にとって“勝負の1年”となる2015年がついに始まる。
また同大会には、これが新シーズン最初の試合となるフィル・ミケルソン(米)も参戦。2013-14シーズンは2003年以来初めての未勝利に終わったレフティーだが、今年は「(16年リオ)五輪がかかる大事な年」と、本人の鼻息も荒い。
その他、歴代覇者のパトリック・リード(米/14年)、ビル・ハース(米/10年)に加え、マット・クーチャー(米)といった強豪選手もエントリー。一方で、前週誘拐事件に遭ったロバート・アレンビー(豪)は、出場を見送っている。