五輪は「手が届かないわけではない」 木戸がチャリティ贈呈式に出席

　昨季よりスポンサー契約を結ぶ株式会社Tポイント・ジャパンとともに、日本女子プロゴルフ協会が行う「LPGAジュニア育成基金」への寄付を目的にチャリティ企画を行ってきた木戸愛（25歳）が21日、寄付金の贈呈式に出席した。

　本企画は2014年3月1日〜2015年1月18日の期間、木戸のバーディ1個につき1,000ポイント（1,000円分）をTポイント基金を通じ寄付するもの。「意識してバーディを沢山獲ろうと（シーズンを）スタートした」と話す木戸が昨季獲得したバーディ数は「302」に上る。また、木戸が提供するゴルフ関連商品等へTポイントで応募できる企画も行い、応募に使用されたポイントも全額、さらに両企画ともTポイント社が同額のマッチング寄付を実施し総額で1,078,480円が「LPGAジュニア育成基金」へ寄付された。

　2020年東京五輪が決定し、ジュニアゴルファーの育成、指導者の育成が急務だが、今後自身の五輪出場については「手が届かないわけではない」と話す木戸。昨季は35試合に出場し10戦で予選落ちと安定感を欠き、未勝利で賞金ランキング37位。この悔しさをバネに今季は勝ち星にこだわり、さらにその先を見据えていく。

　オフシーズンは走りこみを行い基礎体力向上に努めている木戸。今後ハワイで3週間の合宿、さらに国内での合宿を経て3月の開幕戦に臨む。