タイガー、1996年以降ワーストの世界ランク62位後退
更新日:2015/02/10 18:26
掲載日:2015/02/10 11:34
ケガの影響からキャリア最悪の不振に陥ったタイガー・ウッズ(米)が、現地時間8日に発表された最新の世界ランキングで、プロに転向した1996年以降ワーストの62位に後退した。これまでは、2011年の同ランク58位がワースト記録だった。
前週カリフォルニア州トリーパインズGCで開催された米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンに出場した39歳のタイガーは、ティーペグを拾うことさえできないほどの腰痛により第1ラウンドの3番(12ホール目)で棄権。ここ8試合で3度目の棄権となり、前週の同56位から6ランクダウンとなった。
4人によるプレーオフの末に同大会を制したジェイソン・デイ(豪)が、52ポイントを獲得して同ランク8位から4ランクアップ。同郷のアダム・スコット(同5位)を抜いて、キャリアハイの4位に浮上した。
また、欧州&アジアン両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープンで欧州ツアー初優勝を果たしたアニルバン・ラヒリ(インド)が、38ポイントを加えて36ランクアップ。インド人選手ランキング最上位の37位となっている。
ランキングトップ3は変わらず、1位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、2位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、3位バッバ・ワトソン(米)。インシュランス・オープンで予選落ちを喫した松山英樹は、同14位で変動はなかった。