松山、全米OP元王者らと同組に R.マキロイは昨季覇者&全米アマ王者とティーオフ
現地時間18日に開幕する米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープン(ワシントン州チャンバーズ・ベイ)のペアリングが発表。注目の日本勢では、松山英樹が10番から午前8時6分(日本時間19日午前0時6分)、石川遼が10番から午後1時22分(同午前5時22分)のスタートとなっている。
3年連続の全米オープン出場となる松山は、2010年大会覇者のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ツアー通算7勝のマット・クーチャー(米)と同組。過去の実績では見劣りする松山だが、世界ランキングでは44位マクドウェル、18位クーチャーを上回る14位につけており、今季のトップ10入り回数で見ても両者がそれぞれ1回、3回であるのに対して8回と大きく突き放している。今季のマスターズで5位に入るなど大舞台でも実力を証明してきており、日本人メジャー初優勝も夢ではないはずだ。
地区予選を突破して3年ぶりに今大会へ戻ってきた石川遼は、世界ランキング13位のJ.B.ホームズ(米)、米男子ツアーと欧州ツアーで計12勝を数えるルーク・ドナルド(英)とのティーオフが決定。予選別会場でトップ通過を果たしたドナルドとともにどのようなスタートを切るか注目だ。
その他の日本人選手は全員が午前スタートで、藤田寛之はデビッド・ハーン(カナダ)、リャン・ウェンチョン(中)とともに日本勢では最も早い午前7時44分(日本時間午後11時44分)にティーオフ。アジアツアーにも出場するなど世界での経験が豊富な川村昌弘は、ジョージ・マクニール(米)、キャメロン・トリンガル(米)と、薗田峻輔はサム・ホースフィールド(英)、オリバー・ファー(ウェールズ)とのペアリングとなっている。
そのほかの注目グループでは、2011年王者で世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)がディフェンディング・チャンピオンのマーティン・カイマー(独)、全米アマ王者のグン・ヤン(韓)と同組に。今季マスターズ王者のジョーダン・スピース(米)はジェイソン・デイ(豪)、ジャスティン・ローズ(英)とのプレーが決まった。キャリアグランドスラムを狙うフィル・ミケルソン(米)は、バッバ・ワトソン(米)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)とのマッチアップ。今大会を3度制しているタイガー・ウッズ(米)は、リッキー・ファウラー(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)とのペアリングとなっており、大舞台でのスランプ脱出に期待がかかる。