昨季惜敗の片山らが伝統のトロフィかけ激突 金亨成は連覇へ
更新日:2016/09/28 11:07
掲載日:2016/09/28 10:59
国内男子ツアーのトップ杯東海クラシックが29日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に開幕を迎える。今年で第47回を数える老舗大会には、昨季惜敗を喫した片山晋呉や、谷原秀人に池田勇太といった賞金ランキング上位陣、米ツアーから帰国参戦の岩田寛も参戦。伝統のトロフィを目指し、強豪たちがしのぎを削る。
昨季大会では、13年王者・片山をプレーオフで下した金亨成(韓)がツアー通算3勝目。雪辱を期す片山は、連覇を狙う金、そして谷原との注目組でのプレーが決まった。賞金ランキング首位を走る谷原は、同2位の金庚泰(韓)不在の間に今季3勝目となれば初の賞金王もいよいよ視野に入ってくる。
また、昨季最終日を首位タイで迎えながら2打差3位タイに終わった池田も注目の一人。片山とともにリオデジャネイロ五輪を戦った30歳は、2008年大会で2位に入るなどこれまで今大会4度のトップ5入り。賞金上位の谷原らとの差を詰めるためにも、難関三好で4月以来の今季2勝目といきたいところだろう。
米ツアー入れ替え戦の合間を縫って出場の岩田は川村昌弘、星野英正とのペアリング。そのほか、今大会には前週4位タイの今平周吾や片岡大育、小平智に今季1勝の時松隆光らも参戦。また、プロ2戦目となった前週大会で3日目最終組となるなど注目を集めた20歳、星野陸也やチャレンジツアー初優勝を飾ったばかりの香妻陣一朗も大会を盛り上げる。