補欠選手も練習ラウンド可能に 全米オープン
更新日:2017/06/09 17:48
掲載日:2017/06/09 17:37
全米オープン(現地時間15日/ウィスコンシン州エリンヒルズ)が来週に迫る中、USGA(全米ゴルフ協会)は補欠選手に対するルールを緩和。昨季までは正式にエントリーしていなければ練習ラウンドに参加できなかったが、今季からプレーできるようになった。
昨季までは練習施設の使用、ゴルフコースを歩いて状態を確かめる事は許可されていたが、プレーすることは許可されていなかった。理由としては正式にフィールドインしている156選手が練習ラウンドを行うと、ただプレーするだけはないので約5時間以上かかってしまう。そこに10〜20人の補欠選手が加わるとコースが非常に混みあってしまうからだそうだ。
今大会で言うと、フィル・ミケルソン(米)は娘の卒業式に出席するため、欠場する可能性が高い。もし、ぎりぎりに欠場となれば補欠選手が彼の枠でプレーするのだが、練習ラウンドもせずにスタートするのは少し可哀そうだ。何がきっかけでルールが緩和したのかは定かではないが、補欠選手もしっかりと準備できるのは良いことだ。