これぞプロ ウッズが名物ホールでケビン・ナの真似
更新日:2019/03/17 13:41
掲載日:2019/03/17 13:02
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権(現地時間16日/フロリダ州/TPCソーグラス)3日目に同組のタイガー・ウッズ(米)とケビン・ナ(米)が名物17番パー3でファンを楽しませた。
前日このホールで「7」を叩いたウッズだが、この日は約1mにつけバーディ。ナも約1.5mにつけバーディを奪った。まず、面白かったのがナだ。同選手はパターでボールを打ったあと「決まる」と確信するとすぐに歩き出す癖がある。今回もそうだったが、カップインする前にボールを拾い上げそうでウッズも思わず大笑いしてしまった。
ウッズは集中し直し、真ん中からバーディパットを決めたのだが、その瞬間、ナを真似るかのように素早くボールを拾い上げたのだ。ギャラリーは大喜び、ウッズとナは笑いながらグータッチ。解説は「こんなタイガーをここ数年で見たことあるかい?」とコメントした。「ナを真似れば盛り上がる」ことが分かっているからこそのパフォーマンスで「これぞプロ」という光景だった。
なお、ウッズは通算3アンダー43位タイ。ナはMDF(2次カット)で最終ラウンドへは進めなかった。
(写真:Getty Images)