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ウッズ、若い頃の自分へ「そんなに走るな」

2020/05/03 13:45
ウッズ、若い頃の自分へ「そんなに走るな」
若い頃の自分にアドバイスを送ったタイガー・ウッズ(写真:Getty Images)

 

 2日、タイガー・ウッズ(米)がファンからの質問に答えていく動画が「GOLFTV」のツイッター上で公開され、ウッズは若い頃の自分にアドバイスを送った。

「過去にさかのぼって若い頃の自分に何かを伝えられるとしたら、何を伝えるか」という質問があり、ウッズは「『そんなに走るな』と言いたい。ツアーに参戦してから5〜6年は週に30マイル(約48キロ)以上走っていた。そのせいで体と膝を故障した」と答えた。

 ウッズが朝早くからランニングをしているのは有名な話。ブルックス・ケプカ(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)などアスリートゴルファーが増えたのは、ウッズが本格的に鍛え始めたからとも言われている。

 現にウッズがデビューした頃、300ヤード近く飛ばしていたのはジョン・デイリー(米)くらいだったが、ウッズの登場とともに飛ばし屋も増え、クラブの進化もあるが、今は平均300ヤード以上が当たり前になっている。

 しかし、ウッズが答えたように過剰なトレーニングは若い頃はいいが、年を重ねるごとに体に負担がかかってくる。ゴルフの場合、シニアツアーもあるのでライフステージごとにトレーニング方法を変えることが大切なのかもしれない。

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