リッキー・ファウラー、ツアーと新型コロナの戦いについて語る
更新日:2020/07/02 13:37
掲載日:2020/07/02 13:36
他のスポーツに先駆けて先月から競技を再開した米男子ツアー。ここに来て検査で陽性反応を示す選手が出てくるなど賛否両論がある中で、リッキー・ファウラー(米)が米スポーツ専門局『ESPN』のラジオ番組でツアーと新型コロナウイルスの戦いについて語っている。
「ツアーは素晴らしい仕事をしてくれた」とファウラー。「PGAツアーとコーンフェリーツアー(米下部ツアー)は数を最小限に抑えていると思う」。
選手として1人目の感染者となったニック・ワトニー(米)以降、米男子ツアーでは6人の陽性者が出ているが、プレーすることに不安はないという。「ツアーでは多くの人に囲まれているが、ソーシャルディスタンスを確保することができる。ゴルフコースにはそれだけの余裕があるんだ。安全でないと感じたことは一度もないし、立場が悪いと感じたこともないよ」。
一方、「競技ゴルフに戻ってきたのは確かに嬉しいけど、ファンがいないとエネルギーが湧いてこない」と無観客については一抹の寂しさも。それでも「ちょっと静かだけど、少なくとも僕たちはプレーして競い合ってる」とプレーを再開できた喜びを語った。