帝王ニクラウス夫妻が新型コロナ感染　現在は回復し「とてもラッキーでした」

　帝王ジャック・ニクラウス氏が19日、3月に妻のバーバラさんと共に新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。自身が大会ホストを務めるザ・メモリアル・トーナメント（米オハイオ州／ミュアフィールド・ビレッジGC）最終ラウンドのテレビ中継の中で明かしている。

　ニクラウス氏によれば、3月13日から4月20日まで南フロリダの自宅で隔離生活を送り、現在は二人とも回復。共に80歳と高齢ではあったが、「バーバラは無症状で、私は喉の痛みと咳が出ていました。そこまで症状が長く続かなかったので、とてもラッキーでした」とコメントした。

　また、メモリアルで約5か月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ（米）はニクラウス夫妻の感染を知っていたと告白し、「彼らが乗り越え、健康であるということはゴルフ界にとって良いニュースだ」と話している。