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デシャンボー、ロング1オン狙いを断念 同組のスピースは落胆

更新日:2021/03/06 15:13
デシャンボー、ロング1オン狙いを断念 同組のスピースは落胆
ブライソン・デシャンボー(写真:Getty Images)

 

 米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は5日、米フロリダ州のベイヒルC&ロッジ(7,454ヤード・パー72)で第2ラウンドが行われ、ブライソン・デシャンボー(米)は通算6アンダー単独6位で決勝ラウンドを迎える。

 デシャンボーは初日を終えた後、559ヤードの6番パー5の1オン狙いついて「フォローなら挑戦するよ」とコメントしていた。このホールは極端な左ドッグレッグとなっており、ティーグラウンドからグリーンまでは直線距離で約340ヤード。怪力のデシャンボーなら届く距離である。

 しかし2日目、デシャンボーは左からの風を感じワンオン狙いは断念。フェアウェイキープを選んだ。同組で回っていたジョーダン・スピース(米)は「今週プレーしている理由は、彼のワンオンを見る為だった」と落胆を隠せない様子だった。

 デシャンボーは6番での決断について、「今日は絶好のチャンスという訳では無かった。皆はチャンスだと思った様だけど、ティーグラウンドであの風を感じることができたのは僕だけ」とコメントした。

 順位が良いだけに決勝ラウンドでデシャンボーが無理をして攻めるかは分からないが、ファンとしてはリスキーにならない程のフォローの風が吹くことを願う。

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