19歳・笹生優花が全米女子OP史上最年少V 畑岡奈紗をプレーオフで下す
更新日:2021/06/07 09:11
掲載日:2021/06/07 09:09
海外女子メジャーの全米女子オープンは6日、米カリフォルニア州のオリンピックC(6,546ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われ、笹生優花が制した。
6打差の6位タイから出た畑岡は6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「68」で回り、通算4アンダー首位タイで先にホールアウト。1打差の単独2位からスタートした笹生は3バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「73」と落としたが通算4アンダーで畑岡と並びプレーオフへ突入。
プレーオフは2ホールのストロークプレーで行われたが、1ホール目(9番パー4)、2ホール目(18番パー4)と互いにパーと合計スコアで決着がつかずサドンデスへ。3ホール目(9番)でバーディを奪った笹生が大会史上最年少(19歳351日)優勝を飾った。
日本勢の海外女子メジャー優勝は1977年の全米女子プロゴルフ選手権を制した樋口久子、2019年のAIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子に続き3人目。また、笹生はフィリピン国籍も持っており、フィリピン勢として初めての海外女子メジャーチャンピオンとなった。
通算3アンダー単独3位にレクシー・トンプソン(米)、通算2アンダー4位タイにミーガン・カーン(米)、フォン・シャンシャン(中)、通算イーブンパー単独6位にエンジェル・イン(米)が入り、上原彩子は通算11オーバー41位タイで大会を終えた。