香妻陣一朗が首位、逆転賞金王狙う稲森佑貴は2位発進
更新日:2021/12/02 16:11
掲載日:2021/12/02 16:01
国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは2日、東京都の東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)を舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー「65」で回った香妻陣一朗が単独首位発進を切った。
また、逆転賞金王の可能性を残す稲森佑貴も好スタート。現在ランキング5位で戴冠には優勝が絶対条件だが、この日は5バーディ、1ボギーの「66」と安定感のあるゴルフを披露し、宮里優作とともに1打差の2位タイにつけた。
3アンダー4位タイに永野竜太郎、池村寛世、ジュビック・パグンサン(フィリピン)の3選手。こちらも逆転賞金王には優勝が不可欠なランキング4位の星野陸也は、最終18番でダブルボギーを叩いたものの、谷原秀人とともに2アンダー7位タイとまだまだ狙える位置だ。アマチュアの中島啓太は(日体大3年)は1アンダー9位タイ。
一方、タイトル争いを優位に進める賞金上位勢はやや静かなスタートとなった。ランキング2位で単独2位以上が条件の木下稜介、同3位で優勝が求められる金谷拓実は1オーバー21位タイ、同1位で自らはもちろん、ほかの選手にとっても賞金王争いのカギを握るチャン・キム(米)は4オーバー27位タイ(最下位)に沈んでいる。