前年覇者が欠場を決めた2つの理由とは? バミューダ選手権
更新日:2022/10/27 20:33
掲載日:2022/10/27 00:00
27日に開幕する米男子ツアーのバターフィールド・バミューダ選手権(バミューダ諸島、ポート・ロイヤルGC)。だが、そこに前年覇者のルーカス・ハーバート(豪)の名前はない。その理由について米ゴルフダイジェスト(電子版)が26日に伝えた。
同メディアの電話取材によると、ハーバートがバミューダ選手権を欠場する理由は2つある。ひとつは「友人の結婚パーティーがあるから」。パーティーに出席するため、母国オーストラリアに帰国し、新年まではアメリカに戻るつもりはないという。
そして2つ目の理由は、来月のDPワールドツアー大会に向けた休養だ。ハーバートは2021年7月に同ツアーのドバイ・デューティ・フリー・アイリッシュ・オープンでツアー2勝目を飾った後、米ツアーに移行し、コーンフェリーツアー(米下部ツアー)・ファイナルを通してツアーカードを獲得。秋にはバミューダ選手権で早々に米ツアー初優勝を果たした。
しかし、今年は15位タイだった全英オープンを含め、DPワールドツアーでの予選通過はわずか5大会となっており、ポイントランキングは60位に低迷している。来月10日に開幕する同ツアーのネッドバンク・ゴルフ・チャレンジ(南アフリカ)に参戦し、その翌週に行われる最終戦DPワールドツアー選手権(アラブ首長国連邦)に出場することができるトップ50以内を目指すことになる。
ハーバートは「その2大会は凄く特別。ネッドバンクとドバイでプレーするのが大好きなんだ。最終戦に出場できるトップ50に入ることはとても意味のあること。ネッドバンクでトップ50にジャンプアップするにはかなり良い結果が必要だろうけど、僕はそれを達成できると確信しているんだ」と話している。