東京五輪経験者のユアン「とにかく楽しむ」　3連覇を狙うマキロイ「いいラウンド」

　米男子ツアーのRBCカナディアン・オープンは9日、カナダのオークデイルG＆CC（7,264ヤード・パー72）で第2ラウンドが行われ、カール・ユアン（中）が単独首位に浮上し、ローリー・マキロイ（北アイルランド）は12位タイとなった。

　ワシントン大学出身のユアンは東京五輪で中国代表としてプレーした経験を持つ26歳。昨季の米下部ツアーでポイントランク50位以内に入り、今季のレギュラーツアーの出場権を獲得した。これまで予選通過は20試合中7試合、ベストフィニッシュは1月のソニー・オープン in ハワイの21位タイだ。

　フェデックスランクは現在187位とシード権を維持するためには順位を上げないといけないが「とにかく楽しむこと。それが今週の目標だよ」と通算9アンダーのユアン。優勝すればシード権のことは忘れられる。

　一方、3連覇を狙うマキロイは、LIVゴルフとの統合の件など考えることは多いが、今は一旦忘れてプレー中。「パットは昨日のほうが良かったけど、アイアンとかウェッジは今日のが良かった。いいラウンドだった」とボギーなしの「67」で回り、通算6アンダーとした。