新鋭B.デシャンボーがプロ初勝利！　金庚泰は39位タイ

　米男子ツアー来季出場権をかけた“ウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズ”の初戦 DAP選手権が現地時間11日、オハイオ州のカンターベリーGCで最終ラウンドの競技を終了。ブライソン・デシャンボー（米）がプレーオフの末にプロ初勝利を飾り、来季のツアーカード獲得を確定させた。

　1打差首位から出たデシャンボーは強風下の最終ラウンドで2バーディ、3ボギーの「71」と苦戦し、通算7アンダーで後続3人に追い付かれプレーオフへ。それでも1ホール目をバーディで生き残り、18番繰り返しの2ホール目はパーとして勝利をつかんだ。昨年に史上5人目の全米アマチュア選手権、NCAAチャンピオンシップの両大会制覇を達成した22歳が、プロ転向後初のトロフィを掲げている。

　プレーオフでデシャンボーに敗れたアンドレス・ゴンザレス（米）、ニコラス・リンドハイム（米）、ジュリアン・エトゥライン（アルゼンチン）は悔しい2位タイ終戦。以下、通算6アンダー5位タイに前日2位のザック・サッチャー（米）。レギュラーツアー2勝のD.A.ポインツ（米）は通算5アンダー6位タイとなった。

　昨季日本ツアー賞金王の金庚泰（韓）は連日の1オーバー72で通算2オーバーの39位タイでフィニッシュ。なお日本勢で唯一参戦の岩田寛は通算1オーバーで予選落ちを喫しており、翌週のファイナルズ第2戦 アルバートソンズ・ボイジー・オープン（9月15〜18日／アイダホ州ヒルクレストCC）で巻き返しに挑む。