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逆転王座狙うR.マキロイら強豪が集結! WGCシリーズ最終戦

2011/11/03 10:47
逆転王座狙うR.マキロイら強豪が集結! WGCシリーズ最終戦

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズ(現地時間3日〜6日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)が開幕する。第2子誕生のため世界ランクNo.1で欧米両ツアー同時賞金王を目指すルーク・ドナルド(英)は出場しないが、まだ試合の残っている欧州王座を渡すまいとする面々が、ドナルドのスキをつこうと意気込んでいる。

 その筆頭が、目下欧州ツアー賞金ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。ドナルドとの差は131万2,823ユーロ(約1億4,000万円)だが、賞金の高い今大会に優勝すれば84万2,217ユーロ(約9,000万円)を獲得できる。出場していないドナルドとの差を一気に詰めるチャンスだ。

 マキロイは先週、世界の強豪30名が集結した上海マスターズで見事優勝しており調子は上々。今後も同ツアーのUBS香港オープン(現地時間12月1〜4日/香港GC)や最終戦ドバイ世界選手権(現地時間12月8〜11日/UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ)に出場予定で、逆転賞金王の可能性は十分に秘めている。「約130万ユーロ差をつけられているけど、大きな試合がまだ残っている。ここで少し差を詰められると思うよ」と胸を張ったマキロイ。「もちろん勝てれば最高だけど、フィールドが強いから誰にでもチャンスはある」と逆転賞金王に向け白熱のシーズン終盤戦に挑む。

 その他、世界ランクNo.2のリー・ウェストウッド(英)、マスターズ王者チャール・シュワーツェル(南ア)、全英オープン王者ダレン・クラーク(北アイルランド)、全米プロゴルフ選手権王者キーガン・ブラッドリー(米)ら今季のメジャー王者立ちも勢揃い。さらにマーティン・カイマー(独)、アーニー・エルス(南ア)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、アダム・スコット(豪)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)ら実力者たちも揃って出場する。

 日本からは池田勇太、平塚哲二、藤田寛之、松村道央の4人が参戦し、世界の大舞台で実力を試す。

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