復活目指す今田、米下部ツアーに参戦!
2014/03/20 13:04
37歳の今田竜二が、下部ツアーからはい上がろうと必死の戦いを続けている。
米男子下部ツアーであるウェブ・ドットコム・ツアーのパナマ・クラロ選手権が現地時間20日、パナマ共和国のパナマGCを舞台に開幕。同週開催のレギュラーツアー、アーノルド・パーマー招待(20〜23日/フロリダ州ベイヒルC&ロッジ)は、120人しか出場できないエリートフィールドとあってこちらに回る選手も少なくない中、下剋上を狙う選手たちが熱い戦いを繰り広げる。
2008年AT&Tクラシック(米男子ツアー)優勝の経験を持つ今田は故障などもあって、その後低迷。2012年を最後にレギュラーツアーのシード権を逃しており、今季は同ツアーに数えるほどしか出場することができない窮地に追い込まれている。それでも14歳で単身渡米して以来、踏ん張り続けた男は決して諦めない。若者も多いが、復活を狙うベテランも混じるウェブ・ドットコム・ツアーの一戦に出場し、再びレギュラーツアーに返り咲き、ツアー2勝目を挙げるべく淡々とプレーを続ける。
今季はレギュラーツアー2試合に出場し、いずれも予選を通過しており、調子はまずまずなだけに、実力を発揮できれば今大会での優勝も夢ではないはずだ。
今田の他、ベテランのビリー・メイフェア(米)、アレックス・チェイカ(独)、ボーン・テイラー(米)、ニック・フラナガン(豪)、ジェイソン・ゴア(米)、スキップ・ケンドール(米)ら、レギュラーツアーで活躍した経験を持つ選手たちも数多く出場。もちろん、将来有望な若者たちも数多く参戦しており、激戦必至の様相を見せている。