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世界トップの64選手が頂点を目指す! WGC-マッチプレー選手権

2015/04/29 09:29
世界トップの64選手が頂点を目指す! WGC-マッチプレー選手権

 

 WGC-キャデラック・マッチプレー選手権が現地時間29日から5月3日まで開催される。今年からキャデラックがスポンサーを務め、フォーマットを変更。カリフォルニア州のTPCハーディング・パークを舞台に世界トップクラスの64選手が頂点を目指す。

 今大会から、3日目までの1回戦は各組4人ずつの16組に分かれ、総当たり戦を行う方式に。そして、各組1位の16人が残り2日間で行われる決勝トーナメントに進む。世界ランキング上位16人がまず分かれ、次に17位から32位、33位から48位、49位から64位と、3つのプールから1人ずつが選ばれた。その結果、1回戦はいくつかの注目すべきグループが誕生している。

 4人の世界ランクを足した数が一番少なくなったのは、同1位ローリー・マキロイ(北アイルランド)のいる第1組。ビリー・ホーシェル(米)、ブラント・スネデカー(米)、ジェイソン・ダフナー(米)の並びは名前だけを見てもやはり強力。マキロイはもちろん、マキロイを上回ってベスト16にコマを進めたもの優勝候補となる。

 第4組はバッバ・ワトソン(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、キーガン・ブラッドリー(米)とメジャー制覇経験者3人を擁する。4人目のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)もメジャー制覇はないものの、欧州ツアー通算21勝を誇る実力者だ。

 好調な選手が集まり、世界ランクが示す以上に難しいグループとなったのは第2組だろう。マスターズを制したジョーダン・スピース(米)に始まり、先月のアーノルド・パーマー招待で勝ったマット・エブリー(米)、アジアツアーで優勝したばかりのリー・ウェストウッド(英)、そして半年前にボルボ世界マッチプレー選手権を制したミッコ・イロネン(フィンランド)が顔を並べる。

 また、第14組はマット・クーチャー(米)にハンター・メイハン(米)と、過去の大会王者が2人いるグループ。第11組もここ2年で米ツアー最多勝利を誇るジミー・ウォーカー(米)とマッチプレーに強いことで知られるイアン・ポルター(英)、メジャー制覇経験者のウェブ・シンプソン(米)が揃う厳しい組となった。

 このほか、マスターズ2位タイに続き先週のチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズを制したジャスティン・ローズ(英)は、ライアン・パーマー(米)らのいる第6組に。昨季大会王者ジェイソン・デイ(豪)はザック・ジョンソン(米)らと第7組、松山英樹はアレクサンダー・レヴィ(仏)、ケビン・ナ(米)、ヨースト・ルーテン(オランダ)との第16組なっている。

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