8年ぶりツアー復帰の大会　I.ポルターら英国勢が地元V狙う

　欧州ツアーのブリティッシュ・マスターズが現地時間8日、英国のウォーバーンGCを舞台に開幕。大会ホストのイアン・ポルター（英）やツアー通算23勝のリー・ウェストウッド（英）らが地元Vを目指す。

　金融危機の発生した2008年を最後にカレンダーから姿を消していた同大会が、大会スポンサーにスカイスポーツを迎えて7年ぶりにツアースケジュールへ復帰。大会ホストとして「復帰は嬉しいし、何よりウォーバーンに帰ってくるのが嬉しい」と喜びを口にするポルターはツアー13勝目を目指してフィールド入り。2007年大会覇者のウェストウッドはトロフィ奪還を目指しての参戦となる。

　また、地元勢では元世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド（英）も出場。「ファンタスティック」と今大会の復帰を喜ぶダニー・ウィレット（英）、マシュー・フィッツパトリック（英）ら英国期待の若手にも注目が集まる。

　今大会にはその他にも、ライダーカップ主将のダレン・クラーク（北アイルランド）やグラエム・マクドウェル（北アイルランド）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）ら強豪が多数参戦。前週大会でツアー通算3勝目を挙げたトービヨン・オルセン（デンマーク）やミゲール・A・ヒメネス（スペイン）、インドの英雄ジーブ・ミルカ・シン（インド）らも大会を盛り上げる。