A.キムがライダーカップ出場をアピール!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/10 11:14
痛めていた左手親指のじん帯の修復手術を行ったアンソニー・キム(米)が、ライダーカップの米国チーム入りを熱望している。
4月のマスターズ終了後、同箇所にメスを入れることを決断したキム。手術の成功から2日が経ち、今後の予定を明らかにした。それによると、6月の全米オープン、7月の全英オープンの2つのメジャー大会出場は断念。リハビリが順調に進めば、現地時間7月22日から行われるRBCカナディアン・オープン(カナダ、セントジョージズG&CC)から復帰することになるという。
今季すでにシェル・ヒューストン・オープンで1勝を挙げているキムは、親指の痛みを抱えながらもマスターズで単独3位、クエールハロー選手権でも7位タイと好調さを維持していた。
タイガー・ウッズ(米)の戦線離脱もあり、キムは現在ライダーカップのポイントランキングでフィル・ミケルソン(米)に次ぐ2位につけている。だが、同ランキングはツアーでの成績が反映される上、メジャー大会でのポイントは2倍。それだけにメジャー2試合を棒に振るキムは出場に不安を抱えている。そのため、手術後わずか2時間で同チーム主将のコリー・ペイビン(米)に電話をかけ、大会への思いを吐露。米国代表への思いが強いことをアピールした。
2年前、初めてチームの一員として出場したときには、2勝1敗1引き分けの成績で勝利に貢献。「ライダーカップは素晴らしい経験だった」と大会への思いを口にしたキム。休養中にランク外に転落した場合は、主将推薦ででも出場したい意向を明かしている。(STATS-AP)