藍、難敵相手に貫禄勝ち!
更新日:2011/02/13 17:31
掲載日:2010/05/21 11:04
宮里藍がメジャーチャンピオン相手に賞金ランキングNo.1の実力を発揮した。
今季米女子ツアー唯一のマッチプレートーナメントであるサイベース・マッチプレー選手権は現地時間20日、ニュージャージー州ハミルトン・ファームGCを舞台に1回戦32試合の競技を終了。全英女子オープン優勝経験のあるジョン・ジャン(韓)と対戦した宮里(藍)は、終始アグレッシブなゴルフを披露した。
1番パー4でボギースタートのジャンに対し、宮里(藍)は3番パー3でバーディ。幸先良く2アップと先行すると、9番までに4アップとリードを広げる有利な展開。後半に入っても攻撃的な姿勢は変わらず、一度もリードを奪われることなく4アンド3であっさりとジャンを下した。
宮里(藍)最大のライバルで世界ランクNo.1の申智愛(韓)は、ベ・ギョン(韓)を3アンド2で下し順当勝ち。また、ミッシェル・ウィー(米)はステイシー・パラマナス(米)と15番終了時点でオールスクエアという激戦を繰り広げた末、上がり3ホールで2バーディを奪い2アップで勝利した。
その他日本勢では、上田桃子が17ホールで1バーディー、3ボギーと精彩を欠く内容だったが、相手のビッキー・ハースト(米)が1バーディー、6ボギーと大乱調。終わってみれば3アンド1で2回戦にコマを進めた。宮里美香は、韓煕円(韓)に1アンド2で敗れている。
一方、先週のベル・マイクロLPGAクラシックで3年ぶりに優勝した朴セリ(韓)は、アザハラ・ムニョス(スペイン)の前に2アンド3で敗退。さらに世界ランク3位のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)も、ベテランのジュリー・インクスター(米)相手にエクストラホール3ホール目でボギーを叩き、初戦敗退となっている。