地元大会で復活を狙うS.ガルシア
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/27 12:14
セルヒオ・ガルシア(スペイン)が、地元大会で1年半ぶりの優勝を目指す。
現地時間27日に開幕する欧州ツアー、マドリード・マスターズ(スペイン、レアル・ソシエダッド・ヒピカ・エスパニョーラ・クラブ・デ・カンポ)に出場するガルシアだが、実は同ツアーでは昨シーズンのHSBCチャンピオンズ以来、トップ3にすら入っていない。HSBCに勝ったときには世界ランク2位にまで順位を上げたが、現在は32位と低迷しており、ライダーカップ欧州チームに自動的に入れる順位を獲得できていない状況だ。
だが、更なる飛躍に向けて調整中とあって、ガルシアは自信をみなぎらせている。「マドリードに入れてうれしいよ。ゴンサノ(フェルナンデス-カスタノ/スペイン)は大会に向けていい仕事をした。2年続けて違うコースで開催されるこの大会に出られるのが楽しみ」と、笑顔すらのぞかせている。
「ショートゲームからロングゲームまですべてでスイングを改造している。いいスコアが出始めたけど、まだ安定性に欠けるね。メンタルアプローチについても改善中で、自分にプレッシャーを欠けすぎないようにしているんだ」と口にし、地元での大会で復活優勝を目論んでいる。
神の子と呼ばれたガルシアもすでに30歳。自分をしっかり見つめなおし、1つ上のステップに進もうとしているようだ。
その他には、今季のWGC-CA選手権で3位タイに入ったマーティン・カイマー(独)、地元のベテラン、ミゲル・A・ヒメネス(スペイン)、エドアルド・モリナリ(伊)らが参戦し、大会を盛り上げる。