L.ウェストウッドが暫定首位 今田は久々好発進!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/11 11:10
全米オープン前哨戦で、世界ランキング3位の実力者リー・ウェストウッド(英)が怒とうのゴルフを披露した。
現地時間10日、米男子ツアーのセントジュード・クラシック(テネシー州TPCサウスウインド)第1ラウンドは荒天サスペンデッドとなる中、1イーグル、5バーディの7アンダー63でホールアウトしたウェストウッドが暫定ながら単独トップに立った。ケイシー・ウィッテンバーグ(米/18ホール終了)が6アンダー64で暫定2位、パドレイ・ハリントン(アイルランド/18ホール終了)が5アンダー65で暫定3位に続いている。
今季のウェストウッドは、マスターズとザ・プレーヤーズ選手権で最終日を単独首位で迎えながらいずれも逆転負け。ビッグトーナメントでの悔しい思いを胸に臨んだ今大会の初日、7アンダーの好スコアをたたき出した最初の10ホールはわずか11パットとグリーンを完全に攻略。「15番は9メートルだったけど、他は1メートル以内のまっすぐなのぼり。乗せるべきところに乗せられた」と好調さをアピールした。
ショットメーカー有利なコースで、バーディチャンスにきっちりつけての好発進を見せたウェストウッド。来週開幕する全米オープンでは、今年と同じ舞台のカリフォルニア州ペブルビーチGLで行われた10年前の大会で5位タイに入っているだけに、優勝候補の一角を担う。悲願のメジャータイトルを手にするためにも、前哨戦であるここで勝って勢いをつけたいところだ。
また、日本勢で唯一出場の今田竜二もこの日3バーディ、ノーボギーと安定感抜群のプレー。3アンダー67でホールアウトして暫定12位タイと、3試合ぶりの予選突破へ好スタートを切った。(STATS-AP)